2020年2月25日火曜日

カワイルカと


カンボジアでは最北端に当たるイルカの生息地近くで

朝から釣りだったので

イルカの様子を覗いてきました。

初めてこのエリアを訪問した当時はたくさんいましたが、

気付いたら6頭になっており、

そこから年々減少していき、

昨年からずっと3頭のままです。


この水中写真がメコンのカワイルカ撮影してきた中で

僕のベストショットです。

それを今回撮影できたのは嬉しいです。


クラティエとその間の個体群も見てきましたが、

この個体群を見る機会が一番多いので

個人的には一番愛着のある個体群です。

一昨年は数年ぶりに子供も誕生したのですが、

いつの間にか姿を消し、

個体群同士の交わりのない現状では

いずれいなくなってしまうのではと心配しています。

クラティエでは20年前に網にかかって死んでしまった

赤ちゃんイルカも見たことがありますが、

今では生息エリア内での漁やエンジンの速度など

いろいろな対策がなされているようです。


初めて一人でこの地に宿泊した時は

早朝起きて岸辺で顔洗ってたらさわれるところまで来て

プシューっと水かけていったのを覚えています。

もうあんな光景は見れないんでしょうね。

今回の減水で魚が減れば

大量の魚が必要なイルカにとっても大打撃につながりますからね。

見守っていきたいです。




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