2019年3月23日土曜日

シェムリアップでの採集(湖岸水路)


最終日はトンレサップ湖岸エリアに広がる

湿地を中心に採集をしてきましたが、

メコンや山間部の支流などのエリアで出会う

魚たちとはまた違った顔ぶれをNさんに見てもらえました。



採集した魚を丁寧にケースに入れて撮影!

帰ってからゆっくり楽しめますよね!!


スリースポットグラミーをはじめ、

グラミーとベタ類もたくさん採れました。


手のひらの中央に乗っている

小さなものはチャウドリアという属の魚で

Chaudhuria caudata

タモで採集していても小さくてすぐに潜るので

採るのが大変な魚です(笑)




最後に紹介するのは

サンドゴビーで有名な

Oxyeleotris marmorataです。

まだ幼魚でしたがNさんの好きな魚だったので

採れてヨカッタデス!


今回はシェムリアップとメコンエリアの2地域をまわって

自家採集で約50-60種、

市場などで60-70種確認したので

120種以上は見ることができました。

また機会があれば今度は違う地域に行ったり、

メコンの水中を見せてあげたいです!!


本当におつかれさまでした。







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シェムリアップでの採集(湖岸湿地)


こちらも渇水でひと月前と比べて

さらに1mくらい減水していました。

この2枚の写真に写っている広い土地は全部水面だったんですが(;^_^A

こんなにも刻々と変わるんですね。


こちらはヒメフチトリゲンゴロウの仲間ですが、

今回はここでたくさん採れました。

ひと月前はいなかったのに・・・

ゲンゴロウたちも環境条件にあわせて移動しているんでしょうね。

とても魅力的な体験でした。


こっちは今回初めてNさんにも見てもらった

ドジョウの仲間Lepidocephalichthys kranosです。

僕も好きなドジョウのひとつです。


そしてこっちは10mm程度のハゼ!

完全に淡水性のバンブルビーゴビー

Brachygobius mekongensisです。


この種はどこにでもいるという訳ではなさそうで

意外といくつかの条件をもった水域にしか生息していないようで

しかも、小さいので探すのは大変です(笑)

可愛いちびっこハゼです!




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シェムリアップでの採集(やっと撮れた写真)




こちらのポイントでは

大きな瀬があるので礫まわりに生息する

魚たちが顔を見せてくれました。


ロケットフィッシュやタニノボリの仲間2種をはじめ、

ドジョウの仲間なども!!


インスタで速報したクラリアスもこのあたりで採りました。

そして、ここでも淡水カレイがたくさん!

今回は今までにないくらい多くの場所で淡水カレイを採りました。

5-6ポイントで見たと思います。

自分の経験でもそうそうない成果でしたw

Nさんはカレイも好きだったので

たくさん見れて良かったです!



そして、

この日一番嬉しかったのは

下のナマズを水中で撮影できた事です。

このあたりではすっごくいっぱいいる種なので、

よく見かける魚ですが、

水の中の様子を捉えたのは初めてだったので

嬉しいです!



岩まわりを住処にしていたので

明るい場所と暗い場所がハッキリわかれてしまい、

思う様なものは撮れませんでしたが、

それでもフィールドの魚たちをテーマに

写真を集めている自分にとっては最高の一枚になりました。

図鑑に載せますw!




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シェムリアップでの採集(河川1)


ひとつ前とこの後の記事の水辺写真と

魚は何枚か入れ替わってしまっていますが、

同じ水系の場所と魚たちですのでご了承ください。


こちらは中流域の河川です。



Nちゃんは本当に最後まで初めての投網も含めて

暑い中魚採集をしていました。



ここで採れたのは明るい黄色に鰭が染まる

コイ科のMystacoleucus obtusirostrisです。

背びれの縁が黒く縁どられたり、

体側の鱗の縁も黒くなります。

鑑賞には良い魚ですよね。

インドシナっぽいコイ科です!


こっちはこれでマックスサイズのラスボラ

Rasbora rubrodorsalisです!

尾柄と背びれが赤く染まるので、

キンセンラスボラで有名な

ボラペテンシスとは一発で区別できます。


それから、スネークヘッド

C.striataの稚魚がたっくさん採れました。

たぶん群れの中に網を入れちゃったんですね。

掬う度に入るのでたぶん50尾くらい採りました。






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シェムリアップでの採集(Swamp)


魚好き以外の方には

ずっとつまらないネタですみませんっ!

でも、これがこのブログの大きなテーマなんです(笑)



という訳でw

またまた魚ネタです。

シェムリアップ近郊に広がる水路や湿地での

採集の様子です。

やはりここもこれまでの水域と同様に

今年の3月は渇水でした。



それでも、よくフィールドをみると、

狭い範囲ですが、

魚がたまる場所がちゃんとあるんですよね。


こっちはたくさんいたカエルです。

なにカエルでしょうね・・・


トビイロゲンゴロウもおまけで採れました。

ここでは長~いドジョウの仲間

Pangio anguillarisが数個体確認できました。

こうしてじっくりやってみると、

魚はそれぞれ種によって

ほんのわずかな流れの違いなどの環境を選択して

いるようで、ピンポイントに網を入れないと

採れないんですよね。


タモ網採集は基本中の基本ですが、

タモで採れる種をいかに取りこぼしがなく

拾っていけるか!

はとっても大切だと感じました。


Nちゃんも今回の旅でとても上手になったと感じました。

やっぱり上達の秘訣は取り組む意欲なんですよね。


あとは良い時の網の入れ方、設置場所、タイミング、足の動かし方、

などなど、ただの網すくいですが奥が深いんです(笑)

僕も20代の頃、

全国の淡水魚を集めるプロジェクトで

全国の凄腕の方々と採集させていただきましたが、

その大先輩やその土地、種にあった採り方を知らなかった時は、

叩きのめされた経験が何度かあります(笑)

(苦い思い出は北海道南部のヤマメ&オショロコマとか

北陸のカンキョウカジカとか(笑)、

今では笑い話ですが当時は打ちのめされて本当に凹みましたw)




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明日から


明日からはオークンツアーさんが

企画してくださったこのツアーが始まります。


初めてのツアーなので

不安もありますがw楽しみです。

こちらのツアーはいつも見ていただいている

マニアック(笑)なアクアリストさんよりも

小中高生や自然・生きもの好きの方にお勧めのツアーです。


トンレサップ湖訪問や小学校訪問&発表会などなども!

魚を介してカンボジアの人や文化

そしてカンボジアの自然を体感していただけるツアーです。



第一回目の様子も今度ご報告いたします!!





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2019年3月22日金曜日

標本作成指導


一日早くシェムリアップへ戻ってからも

魚採集は続きました(笑)

その中で今回来られているNさんは

大学で魚の分類学を学んでいるので標本つくりなどは

専門分野なんです!!

自分にないもので興味があれば

相手が何歳だろうと関係ないので(笑)

N先生にお願いして基礎的な魚標本のつくり方の

技術指導を受けさせてもらいました。



僕がこれまでやって来た標本つくりも写真撮影も

魚の採集方法もすべて仲間や自分で考えてその中でのベストを

選択して自分のスタイルにしてきました。

でも正直、大学や研究施設などの専門施設では

豊富な知識や伝統があるので世界最高峰の技術がそこにあるわけで、

それを思うといつもどこかで

教わりたい!

自分の方法はベストなのか?

とんでもない間違いをしていないか?

などなど不安といつも隣り合わせなのも事実です。


でも、上記したように教われる環境が来た時には

遠慮なく教えてもらう事がなにより大切なんですよね。


長々と書きましたが(笑)

今回もお願いしてNさんに細かい技術を一つひとつ

教えてもらったり自分がいつも改良したい技術的なポイントなどを

話してアドバイスをもらいました。


結果的にN先生からも

僕のやり方はそれほど大きく違いはないと

言ってくれたのが嬉しかったです。

それでも、細かい発見もあって

僕にとってはとても有難い時間をいただきました。

N先生ありがとうございました。


今回の期間中に計10種くらいの魚たちの標本をつくってもらいました。

その標本をつかって良い写真も撮らせてもらいました!

感謝です!




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メコンへの旅20(中河川採集)



今回はメコンに潜れないため

Nさんと話し合い、

急きょ一日早くシェムリアップへ戻り

シェムリアップでの採集日を増やす方向へ

作戦を変える事にしました。

自然相手なのでこの辺はその場でその場で

一番良いものにできるよう相談しながら

進めていきました。



そんな訳でシェムリアップへ戻る時に

もう一度プレアビヒア州内の河川で採集する事にしました。

ここはトンレサップ湖にそそぐ大河川の中流部なので

種の多様性は高いエリアなんです。

なので往路で出なかった種が出る可能性があるんですよね。

その狙いがドンピシャ当り、

カンボジアではレアなコイ科の

Cyclocheilichthys heteronemaという魚が採れました!!


Cyclocheilichthys属はカンボジアにはたくさんいるグループなのですが、

中でもこの種はレアなんですw

他の種と比べて鱗が繊細で透明感が格段にあって

目がデカくて(笑)

水に入れると、口ひげがすっごいたくさんあるんですw

この種もこのエリアでしかまだ確認していない種なので

今後の他地域での調査で出たらいいなと思っている種です。



そしてこっちの透明なシラスのような魚は

Sundasalanx mekongensisという小さな魚です。

Nさんが採集してくれました!サスガデス。


そのほかにも十数種がここで採れましたが、

最後のシメはやっぱり大好きなボティアですね!

こちらはレコンテイです。(Yasuhikotakia lecontei

まだまだ幼魚クラスですが、

マックスサイズは手のひらくらいありますので

迫力満点のボティアです!



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メコンへの旅19(夜間採集)



メコンの村での夜は

村からすぐの本流のど真ん中に小さな岩の島があり、

昨年釣りをするために初めて渡った場所へ行って

夜釣りをしながら魚やいろいろな事をNさんと語り合いました。

若き研究者さんとゆっくりお話ができたのは

僕にとってもとても楽しい時間でした。


その後、村の前の川辺でちょっとだけ夜間採集をしてから

メコンのお風呂に入って(笑)(シャワーなんてないので)

テントで朝まで爆睡しました。


こちらは夜間採集で川岸にいたカエルです。

ツチガエル系ですかね??さっぱりわかりません(;^_^A




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メコンへの旅18(ラオスに)



さらにせっかくなのでもう1ポイントくらいやりたい!

という事で村の漁師さんにお願いして船でポイント探しをする事に!


辿り着いたのはメコンの対岸(中洲のデカい島)・・・

そこはラオスでした(笑)



その中洲を歩いて進むと

細い流れが!

Nさん早速投網を打っていきます。



漁師のおじさんも投網を!


このポイントは砂底だったので

変わった種はそれほどいなくて

バルブやドジョウ系が多かったのですが、

Nさんの好きなホースフェースがたくさん採れたので良かったです。





そして、僕はその中でもちょっとした1㎡もないくらいの

障害物まわりをコツコツ攻め続けていたのですが、

そこで3年前に30kmほど下流のメコン本流だけで確認していた

未記載種のナマズ(Akysis sp.)(20mmくらいの魚)と

未記載種のスキストラ(Schistura sp.)(写真下)を

確認しました!


自分的にはやっぱりいたかっ!

という嬉しい採集でした。

自分の経験と勘から予測をして網を入れて

その予測がピタッとハマると嬉しいんですよね(笑)

本当にわずかな変化がある場所なんですが

おそらくこうしたストラクチャーがかれらの

生息域なんでしょうね。

今まで1か所しか見ていなかったのが、

2か所になればさらに彼らの動きや

生態も徐々にですがわかってきます。


そんなワクワクさせる魚たちがカンボジアには

まだたくさんいるんです(笑)

それらの個々の生態研究をするには

人生いくつあっても足りないくらいです(笑)


しかも貧乏研究所ですからなおさらです。


でもここで記録を残せば

後に育つ若い研究者がいつか興味を持って

研究する日が来ると思うので

それを信じて今できる事を

コツコツ残していきます!!





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