2017年9月29日金曜日

ストック状況


研究室のストック水槽も

久しぶりに魚たちが集まってきた!という感じですね(笑)


実際にどの魚を使うかはまだ決まっていないのですが、

身近な魚種をあえて集めようと思っています。

そんな水槽にしたいんですよね。


明日は今日釣ったジャイアントスネークヘッドと

ニードルガーの撮影を行う予定です。

やっぱりPC作業より楽しいですね(笑)


釣果


帰り際に撮った一枚です!

チビッ子ばかりですが(-_-;)

意外と小物釣りもやってみると面白いですよ!!


小物釣りへ


今日は友人の隆太くんと魚釣りに行ってきました!

・・・といっても、

遊びではないんですよ(笑)

ちゃんとした仕事で(笑)

依頼されているアクアリウム用の魚収集なんです(笑)


前回とは違う魚が欲しかったので

お気に入りのポイントへ行ってきました!


今日は延べ竿でのウキ釣りです。

針はタナゴを釣る時の小さな針ですので、

小さな魚でも釣れるんです。


今日釣れたのは3種類でした!

まずはグラスパーチで有名な

Parambassis siamensisです!

カンボジアの濁った氾濫原エリアの個体の多くは

もっと透明感があるのですが、

ここの個体群は黒い色素が強く出ていて

透明感がちょっと少ないですね。


この魚は飼育しても我が家にはエサがないので

今回は20尾程釣れましたがすべて持ち帰りませんでした。


そして、今日一番釣れたのがこのキンセンラスボラ

Rasbora borapetensisでした!

家に帰って数えたら55尾いました。

マックスサイズの5cm越えもいて

立派なサイズが釣れました。

いつもなら投網や引き網で一発で釣れるんですが、

今回は地道に1尾、1尾大切に集めます。



そして、今日のお気に入りは!

このPuntigrus partipentazonaです。

いつもながら見た瞬間!

「ダトニオ!!」って思っちゃいます(笑)

実際にダトニオとは全くの別種で

コイ科の小型種です。

シェムリップ周辺の水域で採れる個体の多くは

ボディーの中央に独立した黒点があるんです!

(背から出ている黒線とはつながりません)

これが特徴ですね。

これが5尾釣れました!


今日、一緒に手伝ってくれた隆太くんです!

静かで大自然の森の中なので

気持ち良く釣りができました。


そろそろ帰ろうとした夕方に

スネークヘッドの稚魚の塊が5か所でボイルになり始めたので

釣ったラスボラをつけて群れに入れたら一発でフッキングしました。

この他にニードルガーが1尾釣れました。


でも、15分ほどでどの群れもパタッと沈んでしまい、

姿を消しちゃいました。

思わぬ魚の群れで楽しかったです。



また時間を見つけては

ちょこちょこ魚集めに行きますので

またその様子もアップします!!

プチ釣り情報でした!


2017年9月25日月曜日

琵琶湖の思い出


単車の塗装を終えて(笑)

PCに向かったのですが、

琵琶湖に行った時の写真を見つけたので

ちょっとアップします!!


これは今年の夏に琵琶湖では有名な鮎家の郷に行った時に

駐車場に展示してあった船です!

この船ではどんな漁をするのかというと、

その名も「沖すくい漁」!という漁をします。



船を見てもらうとわかりますが、

船の前方に長い鉄の棒が出ていますよね。

これは「たま」とよばれる長方形の大きな網です!


6-7月頃、琵琶湖に生息するコアユは沖合を遊泳していますが、

湖面に大きな群れで浮き上がる時があるので

そのタイミングを狙ってこの大きな網で掬うんです!!

掬うといっても、そんなに甘っちょろいものではなくて、

猛スピードで群れに突っ込んで、

その時に網を湖面に突っ込むんです!

僕も昔何度か見たことがありますが、

すごい迫力です!!

一歩間違うと大けがしそうなくらいの漁です。


この漁は昭和14年頃に始まったそうで

47年頃に現在の形になったといわれているそうです!

僕もまだ生まれていない時代ですね(笑)

伝統の漁もその地域の大切な文化のひとつなので

後世にも残せると良いですよね。


カンボジアでも同じように考えさせられる魚文化がたくさんあるので

いろいろと考えちゃいますねっ!



プチ改造



昨日のリールのパテ作業をやったことで

ちょっとエンジンがかかちゃって(笑)

今日は先ほど単車のタンクの塗り替えを始めちゃいました(-_-;)

前回、塗装した黄色タンクに茶色ボディの組み合わせがどーもしっくりこなくて、

ずっと悩んでいたんです。

そこでタンクを茶色にするという答えはずっと決まっていたのですが、

なかなか手を付けられなかったんです。

そんな中、今日とうとうやっちゃいました(笑)

でも、この茶色のスプレー(1.25$)はもう売ってないんです(''◇'')ゞ

シェムリアップのお店はもう十数軒回りましたが、

全て他のメーカーのスプレーになっていて、

これが売られていたお店の在庫もなくなり、

これが最後の1本だったんです。

なので、大切に塗装していこうと思っています。

明日からクリアーを吹いていきます。

真っ茶色になっちゃいますね(笑)



プチ修理


ここ最近は相変わらず家にこもって

PC作業なのでやっぱり息が続かないんですよね(笑)

なのでやっぱり息抜きが必要です(笑)


そこで、ちょっとした修理作業をすることにしました!

何を修理するかというと、

釣りに使うリールのグリップが3台壊れちゃったんです。

僕の使うリールはもう十数年前のリールなので

最近のリールとは性能も大分劣るんですが、

このリールたちは愛着があるので

ずっと使いたいんですよね~


でも、古くなると、

グリップ(ハンドルノブ)のプラスチックっぽいゴムっぽい素材が

劣化してボロボロと崩れて剥がれちゃうんです。

そうすると、残るのはプラスチックの骨ぐみしかないので、

デコボコしていて薄くて使いにくいんです(笑)


・・・という事で、

今回はパテで好きな形のハンドルをつくることです!

工具屋さんで4$で硬化剤と取材を買いました!

こんなに入って4ドルは安いです(笑)

日本では買えない値段ですね。


早速、パテを練ってハンドルにくっつけてそれっぽい形にして

硬化するまで待ちます。


硬化後にカッターで粗削りしてから

#400くらいのペーパーで順番に研磨して整えました。


色が付けられなかったのでちょっと白が目立ちますが(笑)

フィットしやすいように少し中央をへこませたりして

自分の好きな形にしてみました。


他にも丸い感じの形なんかもやってみました。

ただ、あんまり頑張って研磨しても

すぐに劣化して剥がれちゃうと困るの(笑)

ほどほどにして今回の作業は終えました。

半年くらい待ってからまたアレンジします!!


2017年9月19日火曜日

今月のトンレサップ湖


タイからの帰りに撮ったトンレサップ湖の浸水林エリアです。

今年の雨季も終盤に差し掛かっているので

だいぶ湖面積も増えているようでした。


ここはトンレサップ湖の北部のプレックトアール地区上空です。

きっと今頃は浸水林の木々の上にたくさんの

鵜やトキ、ペリカンの仲間などなどが

コロニーをつくって営巣しているんでしょうね~



ここはシェムリアップの西に位置するエリアで

バードサンクチュアリになっていて

自然好きの方には楽しめるエリアです。

一日かかる旅ですが、

船に乗って野鳥がたくさん見れるので

シェムリアップやプノンペンでは体験できない

光景を楽しむことができます!




出れない?


バンコクで見かけた駐車場ですが、

ぼーっと眺めていて気付いたのですが、

これ!出れない車がたくさんありますよね(笑)

ナンバーもついているし、

同じメーカーの車でもないので、

車メーカーの新車置き場でもなさそうですし・・・


スゴく古い車もあるのでたぶん普通の駐車場ですよね。

会社の駐車場だとしても邪魔な車の人が来ないと帰れない人も多いのでは・・・

不思議な駐車場でしたっ(笑)

お目当てはインドシナフィッシュ!


チャトチャック市場は魚好きにはたまらない

エリアですが、

アクアリストには必ず好みがあるので

みなさん足が止まるショップはそれぞれ違います(笑)

魚に限って言えば、

海水魚からアフリカンシクリッド、

インドパキスタン系、

東南アジア系、

南米系、

コイ、金魚、

ベタなどなど

様々な専門店がありますからね。


そんな中で僕はどーしても

インドシナエリアの魚を扱うショップで足が止まります(笑)


僕の中で今回のベスト3に入る魚は

下の写真の黒いナマズ!Wallago micropogonです!

この魚は1mを越える大型ナマズでメコンで見てきましたが、

すっごく少ない種で十年、二十年後にはどーなっているか?

本当に心配される種です。

その幼魚がたくさん売られていました。

さすが!タイですね。



僕のベスト3の2種目は

オオウナギの一種でAnguilla bicolorという種です。

実はカンボジアにもいるといわれているのですが、

十七年やっていてもまだ出会っていません。

水産局のデータでもまだ記録はありません。

もしかしたらいないのかもしれませんが、

たぶんいると思うんですよね~

今回初めて生体を見たので嬉しかったですね~


他にもメコンでよく見る魚たちがたーくさんいました!

サイテスⅠに入っているプロバルブス(Probarbus jullieni)も相変わらず

たくさん売っていました。

これは養殖個体ですが、いつ見ても可愛い魚です。

水族館ができたらこの種は館内でカンボジア産の個体を人工繁殖したいですね。

さらに、同属のProbarbus labeamajorという種がいるのですが、

これがもっとレアな魚なので

こいつも種の保存をしていきたい種です!!


今回もやっぱりインドシナの魚を見ると、

本当にホッとするなーと感じました(笑)

大げさに言えばタイで知り合いに会ってホッコリしたような感覚でしょうか(笑)

完全に僕自身が今インドシナの魚にどっぷり浸かっている

証拠なんでしょうね(笑)


最後のベスト3に入る種は

やっぱりダトニオですね~

馴染みのダト屋にも行きました!!

店内には40から50cmサイズの個体がいましたが、

残念ながらすべてミクロレピスで

プルケールの姿はありませんでした。


フォーバー(ウンディキムラディアータス)もちょこちょこ

いくつかのショップで見かけました!


この一年、ダトニオは扱っていなかったので

久しぶりに見てドキドキしちゃいました。

肝心のダト屋では知り合いの店長がいなかったので

話はしませんでした。

(いてもタイ語は話せないのでお互い知っている英語でのグダグダ会話ですが)



という感じで、

今回もいろいろと勉強になったチャトチャック市場の

アクアリウムゾーンでした!!


バンコクアクアショップ


バンコクではもちろんチャトチャック市場のショップも

見てきました。

この日は平日だったので、

土日の様にすべてのショップが

空いているわけではなかったのですが、

それでも、数百件のショップを見てきました。


お客さんも時間が経つにつれて

どんどん増えてきて

結構賑わっていました。

ショップによって違いますが、

店内の水槽で魚を売る店もあれば、

パッキングして店先に陳列するショップ、

機材専門店、

水草専門店、

水槽専門店、

流木専門店と

ありとあらゆるものが揃っています。


今回も良いなーと思ったのは

お客さんの中に女性客がたくさんいる事です。

特にベタの専門店は人気のようで

若い女性から年配の女性までみなさん真剣な目つきで

お気に入りのベタを探して

店の人と話をしているシーンをたくさん見ました。


日本もカンボジアも状況は違いますが、

こんな光景が普通に見られる日が来るといいな~と思っちゃいました。



こちらはいつも利用しているセブンイレブンですが、

店さきにもパッキングされた魚たちが売られていました(笑)

もちろんセブンイレブンの魚ではなく、

隣のお店のものですが、

こんな風景っていいですよね~

魚好きにはたまらない光景ですね(笑)




これまでもこの市場には

世話になっていますが、

今後はもっと世話になる機会が来そうです!!




水辺から見るバンコクとカンボジア


今回は私用以外の時間がすっごくあったので

いろいろなところへ行ってみたのですが、

暇つぶしに入ってみた公園に池があったんです(笑)

池があれば「魚!」と思い、

近づいてみると、


テッポウウオがたくさん水面付近を泳いでいました(笑)

さらに池の周りを歩いてみると、

青年がパンを池に投げていました!!

もしかして魚が食べるのかな?

と思い隣で待っていると、


次々に魚たちが出てきました!!

まず出てきたのは40cm程のクララでした!!

でも、残念ながらアフリカ原産のクラリアスでした。


そのあと、次々と現れたのはカイヤンでした!

メコンオオナマズも入っていたかもしれませんが

これ!という決定的な個体は見つけられませんでした。



サイズも50cmから大きなもので80cmくらいの個体も

いたのでただただすごいなーと見入ってしまいました(笑)



普通ならへ~で終わるんですが、

本当にすごいと思ったんです!

何がすごいかというと、

池にいるこれだけの魚を誰も盗らないという事です。

いつもカンボジアの水域を見ているのですが、

カンボジアの誰のものでもない池にこれだけの魚がたくさんいたら

どーなるでしょうね?

きっと二日あれば全滅ですね。

最後は水も抜かれてテッポウウオまで全て盗られちゃうでしょうね。

そう思うと、

バンコクの社会で暮らす人々の教育水準や

意識の高さがこの池の魚を見ただけでも

十分に伝わってきました。


ここから考えることはまだまだあるな~と

改めてカンボジアを見つめるきっかけになった日でしたっ!



バンコク


先日、バンコクから帰りました!

予定よりも3日も長く滞在してしまいましたが、

シェムリアップに帰って少しホッとしました(笑)

タイバンコクはいつもながら大都会で圧倒されちゃいます。


その前に飛行機から見えたのは

チャオプラヤ川河口付近でした。

チャオプラヤ川はメコンの隣を流れる大河で

源流はメコンと同じ中国の山々です!
山ひとつ挟んだくらいの分水嶺なんです。

偶然降った一滴の水の落ちた場所でどっちの川へ流れるかが

決まっちゃうんですからすごいですよね~

そのチャオプラヤ川河口の沿岸域ですが、

陸から流れ出た水が海へ注いでいます。

雨季という事でかなり濁った水ですね。

写真は撮れませんでしたが、

河口は数キロ先まで川の水が海の水と混ざらずに

注いでいる場所もありました。


チャオプラヤ川では実際に採集はしたことがないのですが、

カンボジアの魚たちと同じ種類がたくさん生息する川なので

とても親近感がある川ですね。







2017年9月9日土曜日

明日から


明日からは私用でタイのバンコクへ数日行ってきます!

面白い魚ネタがあればアップしますね!!


こちらの写真は数年前にメコンで

投網をしている時のものです。

一番奥にいるのが僕で

手前のちびっ子たちはメコンの島に

暮らす漁師さんの子供達です。

しばらくメコンの水に浸かっていないので

メコンが恋しくなってきました(笑)


魚集め開始!


一昨日から魚集めを久しぶりに開始しました!

今回は依頼なのですが、

アクアリウムフィッシュとして扱う魚なので

調査だと投網を打てばある程度効率も良いのですが、

キズつけてはいけないですし、

あとのメンテが大変なので

時間をかけてじっくり集めることに!

そんな訳で先ずは釣りでチョコチョコ集めることに!



この日釣れたのは

シザーステールラスボラでした!

この魚はアクアリウムの世界ではよく売られている種なので

どこにでもいると思う方も多いと思いますが、

カンボジアではかなりレアな種で狙って採れる種ではないので

ここで釣れたのは嬉しいデータとして研究にも使えそうです。


ただ、手早く生簀に入れないといけなくて(笑)

慌ててたのでピントが合ってなくてすみません!!


次はキノボリウオです。

こちらは氾濫原エリアではどこでも見られる種です。

混泳は向かない種ですが、

今回はストック水槽で様子を見ます。


こちらはブルーギル‼ではなく(笑)

プリストレピスという在来種です!

今回は約30尾釣れました!

目が大きくて可愛い種ですよね!


こちらもこのポイントでは多いミスタスの仲間です。

こちらもよく見かける種で研究室のストック水槽には

約15尾程集まりました。


こちらはトゲウナギの仲間の

ピーコックスパイニーイールです。

この日は5尾釣れました。

ただ、こいつは水槽に入れると、

夜間に隙間から飛び出てしまうので意外と厄介な魚です(笑)


こちらはオレンジ色のヒレとほっぺのオレンジがきれいな

バルブの仲間です!

今回はこいつを集めてたのですが

なかなか釣れません(笑)


いつもは3号の中通しオモリで一本針のぶっこみ釣りなんですが、

今回はウキ釣りでの釣りをしました。


久しぶりにウキ釣りしましたが、

ウキのぴくぴく感ってなかなか良いですね~

仕事とはいえすごく楽しませてもらいました。


前回アップしたライギョChanna striataの幼魚も釣れました。

まだまだちびっ子ですね。


この日はプリストレピスが異常に釣れました(笑)

また今度チャレンジします!!