2014年12月11日木曜日

懐かしい水域を訪問

 
地方へ行く前の日に知り合いのカンボジア人が住む村を
 
訪問したのですが、その帰りにいつも立ち止まらない水域に寄ってみました。
 
下の写真の場所はなんでもない水田地帯ですが、
 
数年前に魚調査をした場所です。
 
乾季は全く水がなく、カラカラの大地なのですが、
 
雨季には胸まで浸かるくらい水がたまります。
 
当時、調査をした際にはフグの仲間(Pao cochinchinensis)が採れて
 
ちょっと驚いた事を思い出しました。
 
 
この魚は確かに氾濫原エリアに広く分布しているので
 
よく見かける種なのですが、
 
こんなに奥の水田地帯にも水と一緒に進入してくるんだなー!と感心しました。
 
この15年の調査ではいろいろな水域で魚採りをしてきましたが、
 
どの水域もその景色の写真を見ると、
 
当時採集していた時の記憶が蘇ってきます。
 
中にはボウズでつまらなかった水域、
 
時には思わぬ種が入って一人でガッツポーズをしてしまった水域・・・
 
本当にいろいろな思い出が詰まっています(笑)
 
 
 
下の写真の水路もとても思い出のある水域です。
 
ここは15年前、初めてシェムリアップに来たときに採集した場所の一つです。
 
 
それ以来、何度もここをバイクや車で通りましたが、
 
一度も止まることなくこれまで過ごしてきました。
 
 
この日はなんでか立ち止まって
 
橋の上からゆっくりと川面を眺めたりしてみました。
 
でも、日本の河川の様に魚が鮮明に見える程透明度は良くないので
 
実際にはキノボリウオが空気を吸いに一瞬水面に上がってくる様子や
 
デルモゲニーとニードルガーが水面を泳ぐ姿くらいしか見えませんでしたが、
 
水路や川を眺めるのって魚好きには何とも言えないものがあるんですよねー(笑)
 
これ以上続けると、かなりマニアックな話になるのでやめますね・・・(笑)
 
 
時々、昔懐かしい場所へ行ってみるってのも
 
なかなか良いものですね~
 
皆さんも久しぶりに行ってみたい場所はありますか?
 
 

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