2018年5月26日土曜日

Phenacostethus smithiの撮影


小さな魚の名はPhenacostethus smithiという魚です!!

この魚はトウゴロウメダカ科に属する魚で

なんと!生殖器が顎の下にあるんです!!

マジです!!

下の写真を見てもボールで泳ぐ姿も見えないくらい

小さい魚なので採っても肉眼では見えません(笑)



これをどうやって鰭立てしようかと

いろいろやってみました。

その中でホルマリンよりも短時間の麻酔の方が

よりきれいな形で撮影できました。

ただ、胸鰭が開いてしまう事や

身体が丸いからなのか、

横向きになってくれないので

顕微鏡を使って極小ピンを0.2mmほど魚体に刺す作業が

本当に大変でした。


こんな感じの魚です!!

顎の辺りにゴチャゴチャしたものがついていますよね。

これが雄の生殖器です。(メスにはありません)

なんとも不思議な姿ですよね~


通常の撮影と共に

顕微鏡撮影もしました。

下の写真がそれらの画像です。

さすがにこの魚の詳細までは知りませんが、

1枚目の丸い透明な器官が睾丸だと思います。


その睾丸から管が前に伸びていて(複雑です)


目の下や口の下あたりまで伸びています。

先端は尖った感じで前方へ出ていました。


何度見ても独特な魚です。


0 件のコメント:

コメントを投稿