2015年4月9日木曜日

伝統の森へ

 
相変わらず毎日データ整理の日が続いていますが、
 
昨日はスナーダイクマエのメアスひろ子さんと
 
日本から来られた山本さん、片岡さんと
 
森本さんの伝統の森へ行ってきました。
 
 
連日の猛暑でダレていた僕ですが、
 
伝統の森へ行くと、町の暑さとは無縁の涼しい環境に驚かされました。
 
それだけ森の木々が大きな役割をはたしている事を実感させられました。
 
こんなにも体感温度が違うんですね。
 
 
すでにお正月モードに入っているため、
 
工房で働く職人さんたちは普段の半分くらいでしたが、
 
素人ながらに見ていても、
 
その丁寧な作業から生み出されるものがどれだけ良いものかを
 
自分なりに感じ取ることができました。
 
 
まだタンパク質がたくさん付着しているという
 
黄金の糸・・・
 
 
子供を抱えたお母さんも
 
安心して作業に打ち込める環境は
 
カンボジア人にとても合ったものだと感じました。
 
 
こちらは糸にするときにねじって強くしているところですが、
 
彼の熟練の腕はすごかったです。
 
 
左手の動きは身体の感覚で覚えたものなのでしょうね。
 
プロの仕事を見させてもらいました。
 
ホントにスゴイですよ!!
 
 
下準備の時に漬けるという液が入った瓶。
 
見るものすべてが新鮮でした。
 
 
 
こちらは織り込む作業が始まっていました。
 
この色はかなり好みの色合いだったので思わず見入ってしまいました。
 
 
絵柄はすべて職人さんの頭の中にあるというが驚きでした。
 
その絵柄は代々引き継がれていくそうです。

 
ここでは森の特性を最大限に生かしながら
 
森と共に生きていく村なので、
 
カンボジアの大地に多くみられる二次林とはまた一つ違った
 
雰囲気を持っていました。
 
こちらは工房の前に植えてあったパイナップル。
 
 
そして、一番気になった実・・・
 
すごく変わった作りで魅力的な実です。
 
我が家のマメアートの一つにできるかなーと思ったのですが、
 
皮が意外と柔らかかったので乾燥させるのが難しそうでした。
 
 
 
そして、一番惹かれたのが敷地内にある
 
この湿地です(笑)
 
ほとんど手つかずの水域なので
 
今度魚調査をしたいですね(笑)
 
毎日村の人が漁をしていろいろな魚を採っているらしいです。
 
 
今回は森本さんのお話をいろいろと聞かせていただきました。
 
アツい方の言葉ってすごく心に響きますよね。
 
カンボジアでも人としても大先輩の森本さんのお話が聞けた事は
 
大きな財産になりました。
 
それから、森本さんはカンボジアの魚の本をもっておられるそうなのですが、
 
この時には残念ながら見つからず・・・
 
もし、見つかったらぜひ見せていただきたいですね!
 
次回の楽しみになりました。
 
 
最後に森本喜久男さんが出版された本をご紹介いたします。
 
「カンボジアに村をつくった日本人」白水社
 
 
まだ読んでいませんが、
 
きっとこれまでに経験されたいろいろな事や
 
強い気持ちで進む森本さんの気持ちがたくさん入った本だと思うので
 
カンボジアとは縁のない方でもぜひ!一度手にしてみてはいかがでしょうか?
 
これからの人生の糧になるかもしれませんね。
 
嫁さんが読み終わったら僕も読ませていただきます。
 
楽しみです!
 
 
この日もとても良い一日となりました!!
 
感謝デスネ!
 
 
 


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