2017年12月5日火曜日

トンレサップ調査(環境DNA)



カメに出会った後、

すぐに出向して調査が始まりました!

この日向かったのはトンレサップ湖の北西部にある

プレックトアール地区です。

ここはバードサンクチュアリーにも指定されており、

この時期から春まで多くの野生水鳥たちが

浸水林で営巣して大きなコロニーをつくります。


そして、僕らはというと、

網を仕掛けるでもなく、

魚を釣るわけでもなく、

行なった調査は水を採取する事です!!

この作業!実は昨年もやっているので、

覚えている方もいるのではないでしょうか?


この調査は最近、やはりの研究で

なんと!水を採取してその水の中にある小さな小さな生きものたちの細胞を

取り出してその中にあるDNAを読むことで

その場所にどんな生きものたちが生息しているのか!

が、わかるという研究方法なんです。


なので、

僕が探しているダトニオ(Datnioides pulcher)の消息も解るかもしれない!

というスゴイ研究なんです!!


という事で昨年の調査では得られなかった結果を求めて

最新の技術を使って調査を開始しました。


とはいっても、

どんなにイイ場所に行っても

採集するわけではないので(笑)

なんか物足りなさもありましたね(笑)

しかも、ものすごく暑くて大変でした(笑)


結局、時折現れるペリカンを見たり、

トキやコウノトリの仲間を見たり、

水面を眺めたり、

ちょと釣りしてみたりしながら

着々と採水して

バッタンバン州の湖岸を調査して1日目を終えました。



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