2019年8月2日金曜日

バラマンディ釣行8(口の違い)


今回釣った魚マシ―ルの一種Neolissochilus soroidesですが、

カンボジアには他にもマシ―ルの仲間が確認されています。

今日はその中のTor tambroidesとTor tambraもちょっと紹介します。


この学名を見ただけでも同じコイ科とはいえ、

Neolissochilus属とTor属で違いますよね。


今日紹介する形態以外にも同定箇所はあるのですが、

個人的に好きなポイントを紹介します。

それが口の下(あごの辺り)の変なビラビラの有無や大きさですw



一枚目の写真が今回釣ったNeolissochilus soroidesです。

パッと見は普通の魚の口ですよね。


そして次の2枚目の写真が

Tor属の2種です。

上のNeolissochilus soroidesと比べると、

明らかにチョロンと余分なベロみたいなのがありますよねw

小さな幼魚には見られないのですが(魚調査で確認したところ)、

ある程度のサイズ(300mmSL以上)の個体はこれがあるんです。


それ以外にも下の2枚を見ただけでも

違いますよねw


実はこのNeolissochilus soroidesは標本でしか確認していなかったので

今回しっかりと何個体も見て記録できたのは嬉しかったです。


上がTor tambroidesで下がTor tambraです。

どちらもカンボジアで採集した個体です。

小型ミノーやスピナーで釣りました。

研究者としてはこのサイズでも満足ですが、

アングラーとしてはモンスター級のを見ているので

もっとデカいの釣りたいですね。









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