2018年2月19日月曜日

カンボジアであんま釣り


当日!

みんなで予定通りにシェムリアップ川の上流へ行ってきました!

嫁さんは流木探し(笑)

ピア一家は息子とうちの娘の相手をしてくれました。

その間に僕と釣り弟子の隆太は早速あんま釣りを開始!

そもそもあんま釣りの経験はそんなになく、

釣り好きの兄が何度かやっているのを見ていた程度で

真剣にやったのは昨年の夏に日本へ帰った際に

神奈川県の中津川でウグイ釣りをしただけです(汗)

なので、釣れるか自信もなかったのですが、

やってみると・・・


すぐにラスボラが釣れましたっ!!


これはRasbora pavianaですね!

尾柄から頭部に向かって走る青黒い太いラインが特徴の魚で

どちらかというと低地の氾濫原よりもやや傾斜があるような

標高のちょっと高い水域で多く見られるラスボラです。

この写真ではラインは反射して白っぽいですが、

キレイな魚でした。

いつもの調査では投網で大量に採ってしまうのですが、

こうしてあえて釣りで釣ると、

いつもとは違った嬉しさがあります。




そして、釣り弟子の隆太がなかなか釣れなかったのですが、

コツを覚えてからは結構釣っていました。

何事もそうですが、釣り入門した頃は

ともかく釣れる釣りをしっかりやっておくと

長続きしますし、

基礎が身につくのでステップアップしていくには

大切な過程ですよね。

釣れてヨカッタデス!!



途中でピアの息子もやりたいと言ってきたので

竿を貸してあげて三人で釣りをしました・・・


・・・が、


まだ小さいのですぐに飽きてしまい、

最後は竿を置いてポイントのど真ん中にダイブ・・・

されちゃいました・・・

お陰で魚が散ってしまい、

その後30分くらいはアタリもなくなっちゃって

苦戦しました(笑)



バケツが近くに置けなかったので

最終的に残った魚は少なかったですが、

十匹ずつくらいは釣りました!


ラスボラの他には

下の写真の魚Mystacoleucus obtusirostrisも釣れました!

この魚もコイ科の魚で、

腹ビレ、尻ビレ、尾ビレが黄色で

背ビレの縁は黒く縁どられ、中は赤くてキレイな色に染まる魚です。

バルブ系の魚なので体高があり薄っぺらいボディーをしています。

アクアリウムには向いている魚ですよね~


ちょっと下流の瀬ではお馴染みの

ロケットフィッシュこと、

Homaloptera confuzonaが5個体程採れました。


他にもいろいろとタモ網では採れましたが、

久しぶりに可愛いゲンゴロウもいました。

このタイプのゲンゴロウはカッコイイですよね!

名前は何ていうんでしょうね(笑)


あんま釣り・・・

シンプルだけれど奥の深い釣りでした。


仕掛けはとても簡単で


1~2m程の竿に

同じくらいかちょっと長いくらいの糸をつけて

先に市販の糸付き(ハリスつき)の

小さい針(タナゴバリや白ハエヤマベ針など)をつけるだけです。

基本は竿、糸、ハリ、エサのソーセージだけです。

針をつける時にヨリモドシ(サルカン)を使って結ぶと

少し重くなるので扱いやすいですが、

餌(ハリ)の動きが鈍くなるので釣れない場合は

直結で結んでオモリなしでやってみると釣果がアップするかもしれませんね。


餌は安い魚肉ソーセージが使い易いですが、

川ムシを探して使えばもっと釣れるはずです。

他にも食パンなどでも釣れますので、

チャレンジする方はいろいろ試してみてください。

本当に簡単な釣りなので

春から秋にかけて日本の河川でも楽しめる手ごろな釣りですね。

手にピクピクっとくるアタリは最高ですよ!

(釣りは楽しいものですが、水辺での遊びですので安全第一で楽しんでください)



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