2012年12月8日土曜日

カンボジア北部採集記10-9

 
成果のほとんどなかった村を出て今回の拠点とも言える町へ一気にメコンを下ります。
 
川幅は途中に何個か中洲があるので(といってもかなりでかいですよ)、
 
狭くなったり、広くなったりを繰り返します。
 
早く町に帰ってゆっくり休みたい気持ちでいっぱいでした(笑)
 
 
水牛たちも暑さのためメコンに浸かって休んでいました

町にいるときは毎日食べる屋台のボボ(おかゆ)
この屋台でしか食べません(笑)

もうこの店のおじさん夫婦とは4年くらいの付き合いです。


町に着いたのは昼頃だったので、
 
朝市はもちろんのこと、市場にも魚はいません。
 
 
疲れていたこともあり、ゲストハウスに入るや夜までバク睡してしまいました(笑)
 
 
夜に起きて夜釣りに行こうとしたんですが、
 
竿を見て呆然としました!!
 
 
折れているんです!!
 
 
実は、前に紹介したイルカの村に滞在中、
 
少年と採集に行った際に少年がバイクで走っているときに竿が入ったカバンを落としたんです。
 
どうやらその時に折れていたようです!
 
それでも、第二ガイドを先端にして(笑)
 
釣りに行きました。
 
 
 
・・・・がダメなときはダメなんです(笑)
 
まったくあたりがなく、最後の最後でお腹にキールをもつ
 
パンシウス・プレウロタエニアを1尾釣って終わりです。
 
 
宿に帰ってまたバク睡です(笑)
 
 
 
 
翌日は早朝から船着場と市場をグルグル回り、
 
狂ったように(笑)魚をチェックしました。
 
そのときの種類数はこれまででも最高かと思うくらい多い約70種でした!
 
 
 


大きなハクレンもあがっていました。

中国から移入された外来種です。


このサイズのバガリウスはゴロゴロしています。

飼育サイズには最適ですよね。

でも、この歯は凄いですよ。

しばらくの間小型のバルブなどを大量に見ていなかったので

なんだか嬉しくなりました!!



これもでかいですねー!カンボジアでは珍しいサイズです
ミクロネマ・アポゴンです。

さりげなく、まだ生きたフォーバーも見かけました。
買ってもちょっと復活させるには難しい状態でした



調査の後は例の竿を修理し、最後の釣りでストレスを発散するつもりで
 
 
市場へ行き、嫁に瞬間接着剤の売っているお店を聞き、
 
 
宿で修理しました!
 
 
竿のガイドの修理なんて小学生か中学生依頼ですね。
 
 
ライターでガイドの筒をあぶって中の残骸を焼いて外に飛ばし、
 
 
残ったブランクとガイドの穴の径をすり合わせます。
 
 
そしてエポキシなどは持っていないので、
 
 
瞬間接着剤のみで接着しました!
 


いつもバカにしていた瞬間接着剤の502!
今回は本当に助かりました!!ありがとう!502ボンド君!
 
 
調査が終わり、翌日の朝にはバスで家路につきます。
 
昨夜の不調もあったので乗り気ではなかったのですが、
 
町からセコン川をすこし歩いて上流方向へ行くと、
 
落ち着いて釣りができそうなポイントがあったので、
 
ここを最後の釣りポイントと決めました!
 
タモで小エビを集めて中通しオモリをつけてのぶっこみ釣りです。
 
すると、入れて10秒ほどでレッドフィンバルブが釣れました!
 
それから気がつくと、夕方になっており、
 
合計で4種のバルブが30尾ほど釣れました!
 
今回写真がないのはできるだけきれいな状態で持って帰りたかったので魚体を触らずに
 
生簀にいれる作業をしたので撮影していませんでした。(すみません!)
 
そのうちの半分を結果的に持って帰りました。
 

持ち帰った魚です。1種は興味深いバルブがいるのでまた今度ゆっくり調べてみます

こちらはラオス国境付近にいるときに夜間採集で集めたコイ科の仔魚たち!

ちょっと怪しい魚もいるので大きくしてから確認します。

 
まだあと一回レポートします!
 
(だんだんと文章が雑になってしまいすみません!!)
 
なにかあれば気軽にコメントください!!
 
お待ちしています。
 
 
 


ダトニオTシャツの応援もよろしくお願いいたします。


0 件のコメント:

コメントを投稿