2014年7月24日木曜日

魚の整理で手こずってます!(Trichopsis schalleri)

最近も相変わらず
 
これまで収集したデータを整理したり、撮影をしたり、
 
そんな日々を送っています。
 
 
以前はこの種類だと思っていた魚が
 
実は2種類に分かれていたり、3種類にわかれたり・・・
 
 
そんな情報が徐々に集まってきたので、
 
名前の入れ替えやデータのつくりかえが大変です(笑)
 
 
例えば下の2枚の写真の魚を
 
これまではTrichopsis pumilaとして扱っていたのですが、
 
そっくりな魚Trichopsis schalleriの存在がわかったので
 
調べてみると、たくさんいるんですよね~(苦笑)
 
先日、タイ国境で行ったBetta siamorientalis調査でもいました!
 
こちらはT.pumilla

こちらがT.schalleri
 
ほとんどそっくりですよね(笑)
 
見分け方はいくつかありますが、
 
簡単なのは尻びれの硬い棘の数です。
 
 
こうした特徴を表す写真なども作っていかないといけないので
 
意外と時間がかかります。
 

 
この作業はまだまだ続くので嫁さんがいない1か月は
 
お店も休みなのでこの作業に集中してやっていこうと思っています。
 
 
 
 
この魚はキレイな魚で日本ではピグミーグラミーという名でよく売られています。
 
体長(SL)は20-30mmほどの小さいグラミーです。
 
カンボジアではいたるところにいる魚なのですが、
 
こんな感じの水域にいます。
 
なんせ小さいので、さすがのカンボジア人もよく食べる魚とはいえません。
 
でも、身近にいる魚だけあって、みんなよく知っている魚で、
 
カンボジア名はウサギ魚です。
 
確かになんとなく小さくてウサギの様な印象を受けますよね。

 
 
また、日本ではこの魚は有名すぎるのと、安い魚という事で
 
逆に最近はあまりショップでも見かけなくなってきたのではないでしょうか。
 
魚選びはレアな魚程ほしくなるのが私たちヒトですが、
 
魚そのものをじっくり観察して自分の好みを追及すると、
 
レアな魚ではなく、こうした小さくて安い魚にも行き着く方もいるのではないでしょうか?
 
このブログはアクアリストの方々にインドシナの魚たちに興味をもってもらうためのものです。
 
もちろん、アマゾン派やアフリカン派などそれぞれ好みはありますが、
 
日本から一番近い熱帯魚天国は間違いなく東南アジアです。
 
アジアの魚たちにも興味をもってもらえると幸いです!!
 
 
時間があれば、
 
ぜひ!インドシナのフィールドへ来てください!!
 
お待ちしています!
 
 
 
 
 

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