2013年10月19日土曜日

市場の魚シリーズ90(フグ1)

 
お久しぶりのアップです!
 
このところ体調不良でぐったりしていました(笑)
 
 
今日はカンボジアのフグをご紹介いたします!!
 
まずはこのAuriglobus nefastusです!
 
この魚はよくアクアリウムフィッシュとしては見かけますが、
 
カンボジアではまだ1度しか出会ったことがありません。
 
文献によると、メコンの中下流域に分布し、
 
氾濫原エリアにも侵入するとあるので、一般魚扱いですが、
 
僕の中ではかなり気になる魚の一つですね。
 
またこの魚が採れた網に入っていたのが中層を勢いよく泳ぐナマズだったことから
 
この魚の生活スタイルも想像できますよね。
 
 
 
次はCarinotetraodon lortetiです。
 
この魚もフグファンには有名な魚ですよね。
 
カラーパターンが豊富で一見すると全くの別種と思ってしまうくらい違う色を発色するフグです。
 
また、このフグも採集例が少なくトンレサップ湖でしか見たことがありません。
 
おそらくはメコンにもいるのでしょうけれど、
 
個体数は少ないように思えます。
 
他国にはたくさんいるエリアもあるのでしょうが、
 
まだカンボジアではそのようなエリアは見つけれていません。
 
このフグも僕にとっては謎のフグです(笑)
 

 
 
こちらは有名な毛フグです。
 
この魚の特徴でもある毛(皮弁)には個体差があるようで全身に見られる個体と
 
一部にしか見られない個体がいるようです。
 
僕が今年メコン本流で採った個体は人と同じように顎の周辺に多いタイプでした。
 
この毛フグは調べるとラオスとタイが分布域となっている資料がほとんどなので
 
おそらく今回の個体はカンボジア初記録になりますね。
 
村の人も知りませんでしたからね。
 
ラオスから流れてきたのでしょうか(笑)
 
まだまだ未知の魚ですね。



毛フグの皮弁
生息地周辺(メコン川)
 
お次はMonotrete cambodgiensisです。
 
今回は属名をMonotreteで紹介していますが、
 
文献によってはTetraodonで紹介しているものもあります。
 
このM.cambodgiensisはカンボジアの淡水フグの中では最も大きくなるフグで
 
20cmほどになります。
 
氾濫原エリアにはあまり侵入することは無いようで、
 
メコンなどの大きく広い水域を好んで生活しているようです。
 
でもこの魚は止水タイプのトンレサップにもいますし、絶えず流れのあるメコンにもいますし、
 
メコン水系ではない水域では汽水域でも顔を出します(笑)
 
 
まだしっかりと調べてはいないので何とも言えませんが
 
もしかすると別種の可能性もありますね。
 
 

 
お次はM.cochinchinensisです。
 
この魚はメコンフグや赤目フグの名でよく入荷しますよね。
 
小さく可愛らしいフグですね。
 
このフグはカンボジアの氾濫原エリアで多く見られます。
 
上のフグと違い、反対にメコンなどの本流よりもその横の湿地や支流に入って
 
生活していることが多いようです。
 
それぞれ少しずつ生活の場を変えているのでしょうね。
 


M.cochinchinensisの典型的な生息地
(流れはそれほど重要ではなさそうです)
 
次回は第2弾を紹介いたします!!
 
 


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