2013年10月24日木曜日

トンレサップ湖調査に同行してきました

今日は予定通り知り合いの大先生とカンボジアの水産局のエキスパートさん
 
たちと共にトンレサップ湖へ行ってきました!
 
 
シェムリアップから一番近い漁港にある水産局のオフィス・・・の横の家から出発です

もしも、レアな魚などが採れた時用に酸素ボンベも準備されていました。流石です!!
 
今日は本当に良い天気で気持ちよく船旅ができると思いきや!!
 
浸水林の外は意外と波が強く、
 
5年前に御前崎にジギングに行った時以来の船酔いになり、
 
景色を眺めるのもつらくなってしまいました(笑)
 
 
今回の船はしっかりとした大きな船でしたが、
 
エンジンがけっこう大きく、フルスピードはかなりのものです!
 
たぶんトラックのエンジンなので馬力というよりも
 
トルクがすごかったです(泣)!
 
 
この程度の波なら普段は酔わないのですが、
 
今回は完全に寝不足です(笑)
 
 
走っているときの波は何ともありませんが、
 
止まって漁をしているときや魚のチェックをしているときの
 
揺れがかなり気持ち悪かったです(笑)
 
魚を見たくても気持ち悪くて集中できませんでしたっ!!
 
悔しいですね(泣)
 
 
 
酔っているのは僕一人で
 
魚の調査はしっかりと進んでいました。
 
今回は刺し網漁で採れた魚と小規模な定置網をチェックしました。
 
あがった魚たちは大体スタンダードな魚たちでしたが、
 
水域そのものから上がってきた魚を見るのは本当にいいものですね。
 
興奮します(笑)
 
 
定置網の調査の時は酔いがマックスだったので
 
ズボンを脱いでトンレサップ湖に入って
 
酔いを醒ますのに必死でした。
 
 
ここではもしや、ダトニオが!と期待していましたが、
 
残念ながらダトニオの姿は今回もありませんでした。

大きいコイ科はCyclocheilichthys enoplos、レッドスネークヘッドの幼魚(Channa micropeltes)
 
パンガシウスの仲間たち!
Pangasianodon hypophthalmus(カイヤン)とPangasius larnaudii(スポットパールン)



ジャイアントグラスパーチ(Parambassis wolffii)、カンボジアでは非常に多い小型コイ科のHenicorhynchus siamensisなどが多かったですが、Gyrinocheilus pennockiやMystus albolineatusなども写っていますね


最後は調査で採れた魚の一部を漁師さんから買って食べました!
 
Cyclocheilichthys enoplos(コイ科)のスープ
 
コイ科らしいやわらかい身でした。

 
そして次は大先生おすすめのジャイアントグラスパーチ
 
Parambassis wolffiiのから揚げです。(下の写真の小さな方の魚)
 
これは硬い骨があるので食べにくいかもしれませんが、
 
確かに美味しかったです!
 
 
そして一番下の大きなから揚げはこのブログでも何度か紹介したことのある
 
淡水ニベの仲間?のBoesemania microlepisです。
 
これは想像以上に身が壊れやすくもろい感じの身で
 
食感はあまり良い魚ではなかったです。
 
でも、味付けと皮のパリパリが美味しいので
 
総合すると「美味しかった」です(笑)!
 
 
 
また明日も同行させてもらえることになったので
 
明日もトンレサップへ行ってきます。
 
明日は船酔いしたくないなー。
 
もう12時なので早く寝ないと・・・(汗っ)
 
 
 
 
 


2 件のコメント:

  1. 「世界の果ての日本人」観ました♪
    大好きなことを生業にする。。。 誰もが憧れることだと思いますが、実現できている人は極わずかだと思います。
    並大抵の努力では成し得ないでしょうし、様々な困難もあったことでしょう。
    そんな苦労を微塵も感じさせない、明るい笑顔と、理解し支えてくださる素敵な奥さまの姿に感動しました。
    益々のご活躍と、ご健康をお祈りします。

    ダトニオプロジェクトの成功、期待しています。

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  2. lagrimaさま
    コメントありがとうございます。
    本当はテレビで取り上げるほどの事はしていませんし、長い目でみないと成果がでない仕事なので
    まだまだこれからです。
    そんな私たちに言葉を送っていただけることを本当に感謝しております。
    Lagrimaさんも頑張ってください!応援しあえる仲間がいるとお互いが良い方向へ成長できますからね!
    ありがとうございました。

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