滋賀の春といえば水田の匂いです(笑)
毎年GWあたりから田に水が入り田植えの時期なんですが、
この頃の水田の匂いがたまらなく好きです(笑)
そして、夜にはカエルや虫が鳴き出すので
匂いに加えて音も最高です。
でも、魚にとっては少々厳しい環境が長年続いているようです。
場所にもよりますが、
県内の圃場整備はすでに九割以上が完了しているそうで
昔の様に琵琶湖や大きな河川から
コイ、ナマズ、フナ、ドジョウたちが
産卵のために遡上して水路へ進入し、
さらに水路路から水田に入る事はできなくなってしまいました。
下の写真の水田も水路が素掘りのものからきっちりした扱いやすいコンクリート製に変わり、
水路から水田内には必要な分だけ水を取り入れる塩ビ製のふたが取り付けられていました。
場所によっては魚が通れない様な
バルブ操作で水を引き入れるところもあるので
なおさらですね。
下の写真の水路はいたって普通の三面水路で、
JRも通っていますし周りは住宅街です。
ところが、この水路!ものすごい魚がたくさんいるんですよ~。
量も多いですが、種類も豊富で
琵琶湖南部の湖岸エリアで見られる魚種のほとんどの種がこの細い
水路のこの橋の下10m区間だけで見れちゃうんです!
その中には固有種のスゴモロコが寒い冬をここで越冬して育ったちびっこが見られます。
ここだけではなく、
琵琶湖周辺には魚にとってまだまだ秘密の水域が
見た目だけでは判断できない様な場所にたくさんあります。
本音を言えば、
単車で一週間くらいかけて魚を見る旅をしたいくらいです(笑)
このくらいもっともっとカンボジアの魚を
見れるように気張らないといけませんね(汗)
魚と人と自然環境・・・魅力的なテーマです。
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