トンレサップ湖へ行った際に
湖上の村ではあちらこちらで船の修理が行われていました。
もうそろそろ雨季に入るので修理の光景も終わると思います。
僕が初めてカンボジアを訪問した17年前は
大小様々な形の木造船がたくさんあったのですが、
ここ数年でタイやベトナムから入ってきたFRP製の
船がだいぶ増えました。
あと十年もすれば
小型船はみなFRPボートに入れ替わっちゃいそうな勢いです。
下の写真は15年くらい前に
カンダール州のメコン川の氾濫原で船を漕いでいる時のものです(笑)
当時は25歳くらいなので好奇心が強くて
よく漁師さんに頼んで飽きるまで漕がせてもらっていました(笑)
手作りの木造船は大きさに限らず
必ずといって良いほど
木の隙間から絶えず水が船の中に進入してくるので
いつもオールやエンジンを操らない人が
水を掻いて捨てないと沈んでしまいます(笑)
下の写真は約15年前のラタナキリ州での刺し網漁をして帰ってくるところですが、
この船はものすごい勢いで水が侵入してきて(笑)
パンツがすべて浸かるくらい水が入ってきた思い出があります(笑)
今回の船修理の光景と同様に
良くも悪くも昔ながらの何気ない光景が
少しづつですがカンボジアからも消えかかっているのかな~
と考えさせられたシーンでした。
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