2014年6月11日水曜日

調査1日目

 今日は朝から移動でしたが、
 
この地域へ行くのは意外と久しぶりのようで、約4年ぶりです。
 
以前、調査したことのあるポイントも途中で見て回りましたが、
 
雨季と乾季という違いもありますが、
 
水域そのものの形が変わっていたりして
 
いろいろと驚きもありました。
 
 
 
その中のいくつかを紹介すると、
 
下の2枚の写真は同じ場所ですが、
 
水量、流心などが変化していました。
 
(上が4年前の乾季で下が今回の雨季)


 こちらは池です。
 
(上が4年前の乾季で下が今回の雨季)
 
 
 
そして、今回のミッションのために9時間かけて辿り着いたポイントですが、
 
乾季のキレイな雰囲気が下の3枚の写真です。


 

が、
 
今日の景色は下の様な濁流で
 
まっ茶色でした!
 
天候の影響もあって別の水域みたいですね。
 
 
それでも、乾季に採集したことがあるので底の状態も知っていたため、
 
心配しないで投網も打てました。(初めてのポイントだとなかなかそうはいきません)
 
お蔭で1投で目的の魚を予定数確保(10個体)することができました!
 
 
もともと魚の依頼は日本でも受けてやっていたので、
 
今回も過去のデータを見ながら予想できたので採れる!と思っていましたが、
 
その反面で、もしもいなかったら(汗)?
 
なんてことも考えたりもしました(笑)
 
でも、何とか1ポイント目を確保できたのは良かったです。
 
 
オマケでこんな魚も採れました!
 
以前も採っていますが、
 
サイズが大きかったので3個体持って帰ります。
 
もう一度ゆっくり調べたい魚です。
 
この魚!
 
カンボジア名はトライ・トッカエ(日本語だとトッカエうお)といいます。
 
「トッカエ」はトッケイヤモリと呼ばれる20cmほどのヤモリです。
 
 
なぜ?この魚にこのヤモリの名がついたかというと、
 
ヤモリは壁に張り付いて歩きますよね。
 
実はこの魚もお腹側の面が平らで、平べったい体つきをしています。
 
そして、流れのはやい急流の岩や石に張り付いて生活します。
 
おそらく、その生活スタイルが普段よく目にするトッケイヤモリに似ていることから連想して
 
つけられたのではないか?と思われます。
 
 
 
 
・・・とこんな感じで1日目を無事に終えることができました。
 
採集は町から約8kmの道のりを知り合いのおじさんに頼んでバイクで行ったのですが、
 
帰りはものすごいスコールにあい、
 
一瞬でびしょ濡れになりました(笑)
 

 
 
明日からもまた頑張ります。
 


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