2017年9月19日火曜日

お目当てはインドシナフィッシュ!


チャトチャック市場は魚好きにはたまらない

エリアですが、

アクアリストには必ず好みがあるので

みなさん足が止まるショップはそれぞれ違います(笑)

魚に限って言えば、

海水魚からアフリカンシクリッド、

インドパキスタン系、

東南アジア系、

南米系、

コイ、金魚、

ベタなどなど

様々な専門店がありますからね。


そんな中で僕はどーしても

インドシナエリアの魚を扱うショップで足が止まります(笑)


僕の中で今回のベスト3に入る魚は

下の写真の黒いナマズ!Wallago micropogonです!

この魚は1mを越える大型ナマズでメコンで見てきましたが、

すっごく少ない種で十年、二十年後にはどーなっているか?

本当に心配される種です。

その幼魚がたくさん売られていました。

さすが!タイですね。



僕のベスト3の2種目は

オオウナギの一種でAnguilla bicolorという種です。

実はカンボジアにもいるといわれているのですが、

十七年やっていてもまだ出会っていません。

水産局のデータでもまだ記録はありません。

もしかしたらいないのかもしれませんが、

たぶんいると思うんですよね~

今回初めて生体を見たので嬉しかったですね~


他にもメコンでよく見る魚たちがたーくさんいました!

サイテスⅠに入っているプロバルブス(Probarbus jullieni)も相変わらず

たくさん売っていました。

これは養殖個体ですが、いつ見ても可愛い魚です。

水族館ができたらこの種は館内でカンボジア産の個体を人工繁殖したいですね。

さらに、同属のProbarbus labeamajorという種がいるのですが、

これがもっとレアな魚なので

こいつも種の保存をしていきたい種です!!


今回もやっぱりインドシナの魚を見ると、

本当にホッとするなーと感じました(笑)

大げさに言えばタイで知り合いに会ってホッコリしたような感覚でしょうか(笑)

完全に僕自身が今インドシナの魚にどっぷり浸かっている

証拠なんでしょうね(笑)


最後のベスト3に入る種は

やっぱりダトニオですね~

馴染みのダト屋にも行きました!!

店内には40から50cmサイズの個体がいましたが、

残念ながらすべてミクロレピスで

プルケールの姿はありませんでした。


フォーバー(ウンディキムラディアータス)もちょこちょこ

いくつかのショップで見かけました!


この一年、ダトニオは扱っていなかったので

久しぶりに見てドキドキしちゃいました。

肝心のダト屋では知り合いの店長がいなかったので

話はしませんでした。

(いてもタイ語は話せないのでお互い知っている英語でのグダグダ会話ですが)



という感じで、

今回もいろいろと勉強になったチャトチャック市場の

アクアリウムゾーンでした!!


バンコクアクアショップ


バンコクではもちろんチャトチャック市場のショップも

見てきました。

この日は平日だったので、

土日の様にすべてのショップが

空いているわけではなかったのですが、

それでも、数百件のショップを見てきました。


お客さんも時間が経つにつれて

どんどん増えてきて

結構賑わっていました。

ショップによって違いますが、

店内の水槽で魚を売る店もあれば、

パッキングして店先に陳列するショップ、

機材専門店、

水草専門店、

水槽専門店、

流木専門店と

ありとあらゆるものが揃っています。


今回も良いなーと思ったのは

お客さんの中に女性客がたくさんいる事です。

特にベタの専門店は人気のようで

若い女性から年配の女性までみなさん真剣な目つきで

お気に入りのベタを探して

店の人と話をしているシーンをたくさん見ました。


日本もカンボジアも状況は違いますが、

こんな光景が普通に見られる日が来るといいな~と思っちゃいました。



こちらはいつも利用しているセブンイレブンですが、

店さきにもパッキングされた魚たちが売られていました(笑)

もちろんセブンイレブンの魚ではなく、

隣のお店のものですが、

こんな風景っていいですよね~

魚好きにはたまらない光景ですね(笑)




これまでもこの市場には

世話になっていますが、

今後はもっと世話になる機会が来そうです!!




水辺から見るバンコクとカンボジア


今回は私用以外の時間がすっごくあったので

いろいろなところへ行ってみたのですが、

暇つぶしに入ってみた公園に池があったんです(笑)

池があれば「魚!」と思い、

近づいてみると、


テッポウウオがたくさん水面付近を泳いでいました(笑)

さらに池の周りを歩いてみると、

青年がパンを池に投げていました!!

もしかして魚が食べるのかな?

と思い隣で待っていると、


次々に魚たちが出てきました!!

まず出てきたのは40cm程のクララでした!!

でも、残念ながらアフリカ原産のクラリアスでした。


そのあと、次々と現れたのはカイヤンでした!

メコンオオナマズも入っていたかもしれませんが

これ!という決定的な個体は見つけられませんでした。



サイズも50cmから大きなもので80cmくらいの個体も

いたのでただただすごいなーと見入ってしまいました(笑)



普通ならへ~で終わるんですが、

本当にすごいと思ったんです!

何がすごいかというと、

池にいるこれだけの魚を誰も盗らないという事です。

いつもカンボジアの水域を見ているのですが、

カンボジアの誰のものでもない池にこれだけの魚がたくさんいたら

どーなるでしょうね?

きっと二日あれば全滅ですね。

最後は水も抜かれてテッポウウオまで全て盗られちゃうでしょうね。

そう思うと、

バンコクの社会で暮らす人々の教育水準や

意識の高さがこの池の魚を見ただけでも

十分に伝わってきました。


ここから考えることはまだまだあるな~と

改めてカンボジアを見つめるきっかけになった日でしたっ!



バンコク


先日、バンコクから帰りました!

予定よりも3日も長く滞在してしまいましたが、

シェムリアップに帰って少しホッとしました(笑)

タイバンコクはいつもながら大都会で圧倒されちゃいます。


その前に飛行機から見えたのは

チャオプラヤ川河口付近でした。

チャオプラヤ川はメコンの隣を流れる大河で

源流はメコンと同じ中国の山々です!
山ひとつ挟んだくらいの分水嶺なんです。

偶然降った一滴の水の落ちた場所でどっちの川へ流れるかが

決まっちゃうんですからすごいですよね~

そのチャオプラヤ川河口の沿岸域ですが、

陸から流れ出た水が海へ注いでいます。

雨季という事でかなり濁った水ですね。

写真は撮れませんでしたが、

河口は数キロ先まで川の水が海の水と混ざらずに

注いでいる場所もありました。


チャオプラヤ川では実際に採集はしたことがないのですが、

カンボジアの魚たちと同じ種類がたくさん生息する川なので

とても親近感がある川ですね。







2017年9月9日土曜日

明日から


明日からは私用でタイのバンコクへ数日行ってきます!

面白い魚ネタがあればアップしますね!!


こちらの写真は数年前にメコンで

投網をしている時のものです。

一番奥にいるのが僕で

手前のちびっ子たちはメコンの島に

暮らす漁師さんの子供達です。

しばらくメコンの水に浸かっていないので

メコンが恋しくなってきました(笑)


魚集め開始!


一昨日から魚集めを久しぶりに開始しました!

今回は依頼なのですが、

アクアリウムフィッシュとして扱う魚なので

調査だと投網を打てばある程度効率も良いのですが、

キズつけてはいけないですし、

あとのメンテが大変なので

時間をかけてじっくり集めることに!

そんな訳で先ずは釣りでチョコチョコ集めることに!



この日釣れたのは

シザーステールラスボラでした!

この魚はアクアリウムの世界ではよく売られている種なので

どこにでもいると思う方も多いと思いますが、

カンボジアではかなりレアな種で狙って採れる種ではないので

ここで釣れたのは嬉しいデータとして研究にも使えそうです。


ただ、手早く生簀に入れないといけなくて(笑)

慌ててたのでピントが合ってなくてすみません!!


次はキノボリウオです。

こちらは氾濫原エリアではどこでも見られる種です。

混泳は向かない種ですが、

今回はストック水槽で様子を見ます。


こちらはブルーギル‼ではなく(笑)

プリストレピスという在来種です!

今回は約30尾釣れました!

目が大きくて可愛い種ですよね!


こちらもこのポイントでは多いミスタスの仲間です。

こちらもよく見かける種で研究室のストック水槽には

約15尾程集まりました。


こちらはトゲウナギの仲間の

ピーコックスパイニーイールです。

この日は5尾釣れました。

ただ、こいつは水槽に入れると、

夜間に隙間から飛び出てしまうので意外と厄介な魚です(笑)


こちらはオレンジ色のヒレとほっぺのオレンジがきれいな

バルブの仲間です!

今回はこいつを集めてたのですが

なかなか釣れません(笑)


いつもは3号の中通しオモリで一本針のぶっこみ釣りなんですが、

今回はウキ釣りでの釣りをしました。


久しぶりにウキ釣りしましたが、

ウキのぴくぴく感ってなかなか良いですね~

仕事とはいえすごく楽しませてもらいました。


前回アップしたライギョChanna striataの幼魚も釣れました。

まだまだちびっ子ですね。


この日はプリストレピスが異常に釣れました(笑)

また今度チャレンジします!!


単車修理


日本滞在時は単車の修理をするための

パーツの調達もしてきました。

今乗っているボルティのパーツなんてひとっつもカンボジアには無いので(泣)

どうしても必要なものは日本で調達しないといけません。


そんな訳で実家の近くにあるナップス横浜店で物色してきました。


いつもなら大好きなカワサキのZ系かヨンフォアが駐車しているのですが、

この日は残念ながら見当たりませんでした(笑)

どうしても最新バイクよりも旧車にしか魅力を感じないんですよね。

この日はCB750Fが停まってたのでその横にスクーターを停めちゃいました(笑)



今回はチェーンがガッチガチでまっすぐにならないくらい

ヘタっており、リングもちぎれていたりしたので

チェーンを買う予定でした。

さらに前後のスプロケも削れまくっていて針のように尖っていたので

まとめて持って帰ろうと思っていたのですが、

残念ながらチェーンが売り切れだったので

結局ネットで買いました。

スプロケはちょうど半額の処分セール品があったので

前はオリジナルサイズ、

後ろは一コマ多い42しかなく、ちょっと乗り心地というか

ぱわーの出方が変わりますが値段に負けてそれを買っちゃいました。


チェーンは今回初のEKチェーン製の

スクリュージョントタイプを選びました。

近くの小さなバイク屋で足りなかった工具を借りて

後輪を外してスプロケを入れ替えてから

チェーンをつなぎましたが、

この新システムのスクリュージョイントはすごく扱いやすくて

びっくりしました!!



スプロケのコマ数が1つ多くなったので

チェーンのコマ数も4つ多く頼んでいたので余裕があったのですが、

結局その4コマは必要なく切ってからジョイントしました。


そして、いざ乗ってみると、

今までチェーンのシャカシャカする音が気になっていたのですが、

ニューチェーンはエンジンのパワーが直に繋がっている感が

すごくあってびっくりしました(笑)

チェーンとスプロケは買うと高いですし、

あまり目立つパーツではないので

交換時期が遅くなりがちですが、

安全のためには大切なメンテですね。


村のトイレ


先日、友人が活動するシェムリアップ郊外の村へ

行ってきました!


その時に久しぶりに村のトイレを使いました(笑)

他の村でも同じような感じですが、

自動の水洗トイレはないので

用をたした後はバケツや柄杓を使って自分で水を流さないといけません。


僕が行く漁村の多くは水上もしくは川辺に家があるので

眼下にある水域にそのまま垂れ流しちゃうパターンのトイレが大多数ですが、

農村部ではこちらのタイプがほとんどです。


この一年はあまり調査へ行っていないので

この日は久しぶりにカンボジアらしいトイレを使いました。

井戸にバケツを投げ入れて

水を汲み、

それをもってトイレに行き

用を足してからバケツの水でバシャ―っと流して終了です!


そう考えると、

日本のトイレ事情はスゴイな~とつくづく思いますね。

本当にすごいです!!


カンボジアへ来た際にはぜひ!体験してほしい

生活のひとつです!!


食事会


先日の発表会の後行われた食事会でのメインがこのライギョの塩焼きでした!

カンボジアでは国民が摂取する動物性たんぱく源の7割から8割を

淡水魚から摂取しているという話はよく耳にします。

現在の日本では考えられない様な事ですが、


カンボジアは海岸線が約400km程しかなく、

内陸がメインの国で、物流システムもまだまだ不完全ですので

食材となる魚の多くは海産物ではなく

内水面資源である淡水魚たちが主となっています。



そして、私たち日本人もそうですが、

動物性たんぱく源といえば

牛肉、豚肉、鶏肉が主な食材です。

今でこそ都会のプノンペンや大きな都市部では

こうした肉が食べられていますが、

地方の小さな農村地帯の村では

まだ魚が主役となています。


僕は魚の調査で全国各地をまわってきましたが、

魚調査という事でいつも近くには湖や河川がありますので

なおさら淡水魚を食する機会が多く、

中でも漁民たちは朝昼晩の三食で魚を摂取しています。



・・・という感じで(笑)

淡水魚はアンコール王朝時代から現在まで

まだまだカンボジアの多くの人々にとって

欠かせない食材だという事をいつも感じます。


また、反対にかつての日本でも

山間部や内陸部ではその地に生息する淡水魚たちが

生活に欠かせない時代もあったのも事実で

淡水魚が私たちヒトの生活と密接に関わっている存在であった、

または存在であるという事を改めて

このライギョを見て感じた日でしたっ!!



そんな事を考えたり

想像して食す淡水魚の味はなかなかのものでした!


日本でもかつて庶民に愛された淡水魚たちが

今も近くの水域でひっそりと生きているはずです。

それがフナであったり、

アユ、コイ、モロコ、タナゴ、ドジョウ、ナマズ、ウナギ、マス・・・

何かの機会にぜひ!食する機会をつくってみてはいかがでしょうか??


淡水魚も食材をどう生かすかで

海産物とは違った美味しさをもつものが多いでんですよ!



2017年9月5日火曜日

ちょっといつもの寄り道


最後の発表界の後という事で、

いつもの寄り道をしてきました。


この日は岸近くの水草の間に

ストリアータ(Channa striata)が顔を出してきました(笑)

まだチビですね。

他にもキンセンラスボラがちらほら表層を泳いでいました。

帰国後、初めてのカンボジアの水辺でもあり、

ちょっと懐かしさと

また帰ってきた!

という気持ちを感じました。


愛車のボルティも

日本でパーツをいくつか買ってきたので

ちょこちょこと直しています。

またこちらもアップしますね!!


今季最後の発表会


こんにちは!

またいつの間にかサボっちゃってました(笑)


先日はバイヨン中学校から誘いがあり、

今年の学校活動の成果を発表する会があるという事で

参加してきました。


この行事では僕が3年間この学校で教えてきた魚から学ぶ

水環境の授業を含むプロジェクトで支援していただいた

三井物産の環境基金に関する関係者の方々や

このプロジェクトを現地でコントロールしてくださっているJSTの皆さん、

中学生たちの出身校の先生方、

シェムリアップの教員養成校の先生と先生のタマゴさんたち!

シェムリアップ市内にある孤児院スナーダイクマエの子供達と代表のメアス博子さん、

そして、生徒の保護者さんたちなどなど、

たくさんの方々が参加してくださいました。


上の写真とここから下の写真は生徒らが

学んだ事を発表しているシーンですが、

この発表までがながかった~(笑)

シェムリアップの教育局の偉い方や校長先生たちのお話が

とっても長くて、

一時間半くらい最初の挨拶が続きました(汗っ!)


途中で子供達やおじさんたちも徐々に疲れが見え始めており、

僕も徐々に集中力が切れちゃいました・・・


でも、最後の発表はすごくみんなはっきりと

話をしていたので結果としては

良い形で締めくくれたな!という印象を受けました。

たぶん、僕が日本に帰っている間に

話し方や発表用紙の訂正、発表の練習など、

いろいろとやったんだろうなと感じる所が多々あり、

JSTのスタッフさん達の頑張りがあっての発表会だったと感じました。

このプロジェクトに3年間関われた事は

僕自身にとっても成長させてもらえた部分が多く、

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました!!


今後も魚研究だけではなく、

魚を通じて教育関連の仕事にも取り組む

機会をつくっていけたら幸いです!


2017年9月1日金曜日

今月のトンレサップ湖


カンボジアへ帰ってきましたが

なんだかんだ忙しくてブログもアップできていませんでした。

帰国後すぐに仕事で急きょプノンペンへ行ってきました。


シェムリアップを出てすぐにシェムリアップ州内の

トンレサップ湖岸が見えました。

久しぶりの対面だったので(笑)

ちょっと嬉しかったですね~


やはり雨季真っ只中という事で(もう少し水位は増えますが)、

だいぶ乾季の湖岸よりも水があふれて

浸水林を越え、水田地帯とつながっている様子がよくわかります。


でも、残念ながら

五分後には雲の上に出てしまったので

降下を始めるコンポンチュナン州までは何も見えませんでした(泣)

乾季の良く晴れた日だと

ずっと見えるんですけど、

さすがに雨季なので湖上は特にこんな感じなんでしょうね。


やっと降下が始まり、

コンポンチュナンの街が見えてきました!

もう18年お世話になっているトンレサップ川の漁師さん宅も見えます!


トンレサップ川も湖と同様に

川岸からまわりの水田にまで水が氾濫しています。

日本だと河川整備がなされているので

河川の堤防を水が越えると大事ですが、

ここでは毎年決まって起こる自然現象なので

みんな毎年の水の水量に合わせた生活をしているため

余程の大洪水でもない限り何事もなく生活しています。


こちらはトンレサップ湖の浸水林です。

5~10m程の木々も頭だけ残して浸水しています。


こちらはメコン河の一部の流れです。


やっぱりいつ見ても

上空から水辺を見ると、その広さに圧倒されてしまい、

ちっぽけなヒト一人がこの中でできる事は限られてしまうな~

と実感させられちゃいます。

ましてやこの中から数少ない種類の魚を探すなんて

そうそうできる事ではないですよね~

逆にこの自然環境はずっと残したいですよね。


しばらくはバタバタしそうですが、

落ち着き次第、

地道にデータまとめ(英語訳とデータ整理)を始めます!!(笑)