2019年7月31日水曜日

バラマンディ釣行6(ハンパラ・マクロレピドータ)


前回の釣行時も2尾ちびっ子を釣りましたが、

今回の最終日にもHampala macrolepidotaが釣れました。


魚研究者の間ではもちろん学名のHampala macrolepidotaで扱いますが、

アングラーさんの間ではカスープという名が一番よく使われますよね。



僕のカンボジアでの経験では60cmくらいの個体がマックスですが、

しっかりとルアーを追ってくれてアタックしてくれる魚なので楽しいです。

通常、この魚を見かけるのは山間部のキレイな河川や

メコンの様な低地の大きな河川ですが(意外と生息範囲が広いです)、

今回は河口付近のエリアで釣れました。

この時期は河川の増水で塩分が低くなっているために

上流部から生活エリアを拡大して降りて来たんでしょうね。

乾季の終わりならここはほとんど海ですからね。
(しょっぱいです)


まだまだ小さい個体でしたが、

トップにバコンッ!と出てくれたのでとても気持ち良かったです。




これまである程度いろいろな魚とは出会ってきたので

そろそろ本命のバラマンディに会いたいところですw

先日から募集しているバラマンディのプラクティス釣行ツアーも

何組かのアングラーさんから参加希望のご連絡をいただいております。

プラクティスという事で絶対的な保証はありませんが、

ご応募してくださったアングラーさんのご希望の日時を優先して組み込んで

フィールドでもアングラーさんの希望するエリアを

重点的に攻めていくつもりでいます。


11月、12月はカンボジアの雨季が終わり、

水域は一年で一番水量が多くなる時期でもあり、

雨季で濁っていた水が澄み始め、

漁師さんの情報でも毎年一番魚が多い季節だといわれています。

また、今月の調査では濁りと波がきつくて釣りにならなかった

海岸線沿いの海(砂浜、河口、島の岩礁地帯など)エリアも透明度が上がり、

多くの魚がついたり、まわってくるので、

攻めたいエリアとして候補にあげています。

このタイミングはまだ釣りをした事がないので

いろいろな情報を元にしっかりと魚の姿を追っていければ

バラマンディにも出会える確率があるのかと・・・w


それから、ご参加を希望される方で

釣りがそんなにうまくないので躊躇しておられる方もおられるかと思いますが、

正直、僕も日本の熱心なアングラーさんのように

腕はないですし、お金もないのでw

しっかりとしたタックルさえ持っていません。

大切なのは釣りが好き!という事だと思います。

ぜひ!カンボジアの水域での釣りを体験してください。

それを通じてまた一つ釣りにハマっていただけると嬉しです。

気軽にお問い合わせいただければ幸いです。








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本格的なガサガサや釣りの案内をしています。
https://cambodiafish1.jimdofree.com/

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ブログはこのブログから(フィールドから帰った時にじっくり書いています)
Cambodia Fish LIFE ~シェムリアップ淡水魚研究所SRF-Labo~

よろしくお願いいたします。




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