2012年4月11日水曜日

ダト見学後の晩ごはん

ダト見学後の昨夜の食事はちょっと豪華に中国料理屋へ行ってみました!
家のあるシェムリアップはまだまだ田舎町ですが、ここプノンペンはスゴイです!
お金持ちが多いこともあって中華系レストランが山ほどあります(笑)
店先の生簀水槽にはお馴染みのマレーゴビー(30-40cm級)やハクレン・コクレン、
オニテナガエビ、海水魚ではハタ系などが並んでいます。
今回、魚は食べませんでしたが、飲茶や大好きなマーボー豆腐を食べました!

また、先月原稿を送っていたカンボジアガイドブックDACの新号も出ていました。

シェムリアップの町に出回るのは少しいつも遅いんですね。

今回は海外からやってきた淡水魚たちというテーマで

移入種として生息する魚たちを紹介しています。


中国系の人々が中心になって近年では多くの魚たちがカンボジアに進入しています。
実際に私の調査でも多くの種が天然水域から見つかっています。
そうした光景を見るとこれからのカンボジアの水域が心配です。
先月のフォーバー調査でもカトラカトラが見つかっているので

また新たな種が増えたことになります。
この雑誌にも書いていますが、カンボジアには外国から新たな種を入れなくても
十分なくらい豊富な魚がいます。

今後は在来種をもっと利用した産業を促進する事業などを
展開する企業が増えると良いのですが・・・
これまでにも何度か養殖に関する事業の相談を受けてきましたが、
その度に在来種の重要性をアピールしています。
まだまだ微力ですが今後はもう少しアドバイザーとして

役に立てるように勉強するつもりです。
日本ではこうした移入種問題で多くの在来種に影響を及ぼし、

種の多様性の問題へと広がり問題視されています。
同じ繰返しをカンボジアで起こらないようにしたいものです。

明日の朝は再度ダトを見に行き値段交渉に迫ってみます!!
昼からはトンレサップ川沿いの漁師さん宅へ3時間ほどかけて移動です。

ネット環境が使えればそちらの状況もアップしますね!






6 件のコメント:

  1. ご無沙汰していた間に帰国されていたんですね。
    お返事出来ず、スイマセンでした。
    おなか大丈夫でしたか?w
    久しぶりの日本は満喫出来ましたでしょうか?
    今度日本にいらっしゃる時は、是非都合を合わせてお会いしたいですね!

    カンボジアのダトニオの現状は、想像以上に厳しいようですね…
    雑誌には政府を挙げて繁殖に取り組んでいると書いてありましたが、
    ダトニオの繁殖はよっぽど難しいんですね。
    人工繁殖よりも、自然個体の保護の方が大事だと思いますが、
    自然環境の改善は、それもまた大変そうですよね。
    このままダトニオは絶滅してしまうんでしょうか?
    ダトニオってすでに絶滅危惧種に入ってるんですかね?
    そのうちアロワナみたく、マイクロチップ埋め込んで、登録所付きで管理される日が来てしまうんでしょうか?
    たろうさんのような方達が頑張って、ダトニオのような魚や、自然環境が少しでも保護されればと思います。
    私は何の力にもなれませんが、陰ながら応援しています。
    差し支えなければ、私のブログにリンクを貼らせて頂きたいのですが、
    宜しいでしょうか?

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  2. 初めまして♪
    「釣り!熱帯魚!スポーツ!仕事!タイ・バンコク駐在生活記」の tigerperch さんのブログよりリンクをたどってやってまいりました。
    過去ログ、全て読ませていただきました。
    好きなこととはいえ、異国の地での生活は精神的ストレスや肉体的負担も多いことだと思います。
    これからも体調に気をつけて頑張ってください。

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  3. 初めまして♪
    「釣り!熱帯魚!スポーツ!仕事!タイ・バンコク駐在生活記」の tigerperch さんのブログよりリンクをたどってやってまいりました。
    過去ログ、全て読ませていただきました。
    好きなこととはいえ、異国の地での生活は精神的ストレスや肉体的負担も多いことだと思います。
    これからも体調に気をつけて頑張ってください。

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  4. 飼育係さん

    コメント遅れてすみません!
    まだブログの扱いがわかっていないようです。

    日本では後半は楽しく過ごせましたよ。
    ご心配をお掛けし大変申し訳ありませんでした。ダトニオの繁殖は本当に難しいですね。
    オスメス1尾ずついればほぼ確実に増やせる種もいれば、10個体いても出来ない種もいます。
    それぞれの種にはそれぞれの特徴や性格があるので難易度も様々ですね。

    カンボジアのダトニオも本来なら1尾でも産卵のために捕獲することは自然保護の観点から考えればいけない事ですが、長い目で見た時に1年でも早く人工繁殖個体をたくさん作る事で世界中のアクアリウムとして扱われるダトニオの価値が下がり、値段も下がっていくでしょう。
    そうすれば自然水域からダトニオを採ろうとする人も自ずと減るはずです。そのために貴重な個体を使わせていただくことは僕には必要だと感じています。また何もしなければダトニオそのものがこのインドシナの大地から消えてしまう可能性も実際には高いのです。
    そうなる前に何とかしたいですよね。

    また自然環境自体を保護するという手もありますが、この広い大地すべてを守るのは今の段階ではとても難しいです。トンレサップ湖だけを守ることすら難しいです。なぜなら一度見ればわかりますが本当に大きな湖ですからね。

    この様に自然環境自体を保護する事が出来ない今、一人の日本人が世界のダトをコントロールする一番の方法は繁殖しかないと今は思っています。いずれはこの技術は広く公開し、インドネシアやマレーシア、タイなどのファームで増やしてくれれば尚更良いですよね。

    そうなる日を目指して一年一年進んでいきたいですね。

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  5. 飼育係さん

    ブログへのリンク
    ぜひ、よろしくお願いいたします。

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  6. lagrimaさん

    全部見ていただいたとのこと、本当に嬉しいです。確かに生まれ育った国とは全然違う生活なので時々疲れてしまう事もありますが、やっぱり魚とたわむれている時は幸せです(笑)

    どうぞ、これからも応援よろしくお願いいたします。

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