2012年2月1日水曜日

研究室のフグ

今、我が家にいるフグの

Monotrete cambodgiensis Auriglobus nefastus Monotrete cochinchinensisです。

これまでにカンボジアでは7種のフグ

(1種は不明でまだ同定できていません)を確認しました。

Monotrete cambodgiensis 

Auriglobus nefastus 

Monotrete cochinchinensis

今はこの3種を研究室に収容しています。

Monotrete cochinchinensisは2尾います。

これは数カ月前までこの前紹介したYOKOHAMAバーの水槽に収容していた個体です。

アジアを入れるまで小型魚と共に泳いでいたのですが、

さすがにアジアの鰭を噛んだらヤバいので研究室へ帰って来たのです(笑)

また何処かでデビューさせる予定なのでそれまで大切に飼います!!

Monotrete cochinchinensisは我が家の前の川にもいるほど普通種なのですが、
狙って採れる程はいないので採れた時にゲットしないと意外とであえません。


 Monotrete cambodgiensisは前者よりも大きくデカイ個体は手のひらくらいです。
こいつはあまり奥まった河川には生息していない種で主にメコン河やトンレサップ湖などの
広い水域に多く生息しています。

10年くらい前の事ですが、メコン河で船に乗り岸際を投網で調査している時に初めて本種を
採ったのですが、その時にあまりに興奮して手でつかんだ瞬間に小指の付け根を一噛みされて
指の肉を削ぎ取られてしまいました(笑)
噛まれた時は出血がひどく、1分もすれば手の中に血が溜まり、ジャバーっと流れるくらい
の状態で10分くらいしてめまいと貧血で気を失いそうになりました。
でも、街まで1時間程の距離でしたが何とか病院に行き3針縫ってなおりました!!
皆さんもフグはナメナイ方がいいですよー。

 Auriglobus nefastusは カンボジアには比較的少ない種でメコン河などの大きな水域にいます。
これまでにはラオスとの国境付近のメコン河沿いでしか確認していないので
トンレサップにいるかは不明です。まだまだ調査が甘いですね(笑)

この他の種はまた今度紹介します。

今週末から調査で1週間ほど地方に行くのでブログ更新できないかもしれません。
その前にたくさんアップしますのでみてくださーい!!
よろしくです。



0 件のコメント:

コメントを投稿