2012年2月9日木曜日

ルン島調査3 最終日

2日目は少し離れた島の反対側へ調査です。
この島は何せ人が少ないのでボートの手配も難しいです。
やっと見つけたと思いきや、1時から予約があるから1時までならOKとのこと。
片道歩くと5時間以上!船なら1時間なのですが、9時発なので向こうに2時間弱しか居れません!困りましたが仕方なくお願いしていざ出発です。



確かに遠いです。そしてこの島デカイです!
歩いたら1日では帰ってこれませんね(笑)

ようやく見えてきた集落ですが、僕の泊っている集落よりさらに小さな村でした!

船頭の青年は12時に帰って来いと言い残して姿を消しました!

ガイドなしかー!一人かよーと愚痴を言いながら川を探します。
村の人に聞くと案内してくれました。


案内された場所は確かに川ですが、汽水で淡水域は昨日の小川と同じように乾季のために干上がっているそうです。きっと地中を流れているのでしょう。
この情報と持ち時間を考えて淡水域を探すのをやめて
目の前の汽水域を調査することにしました。
浅場を攻めて小型ハゼやフエダイ、ボラなどを採集し、ここも透明度が良いので潜水して魚をチェックします。大体これまでに見てきた魚と同じでした。密かにメニーバーの子供なんかに出会えないかとワクワクしていたのですが甘かったですね(笑)

でも、汽水域のため淡水の層と海水の層が分かれており、

泳ぐと濃さの違う水が混ざるので、

目の前がモヤモヤして観察しづらかったです。

気がつくと、タイムリミットが15分を切ったので最後に釣りをしました。
(やっぱりやりたくなりますよね!)
ですが、すぐに時間切れになり、急いで待ち合わせ場所へ戻りました。




・・・が10分、15分経っても青年が帰って来ません!

しかも船がなーーーーい!!

まさか、ヤツらかえったのか?(怒)

こういうトラブルはよくありますが、今日の俺は特に落ち着いていました。
・・・・・「釣りして待とう!」

こんなキレイな砂浜で釣りなんていいですねー!

でも魚影はないです・・・

でも暇なので投げてみると、ダツがワサーッと集まって来ます!

フッキングしないので何度かやっていると、

違う魚がザラに出ました!!

出てきたのはメッキ(Garanx属なのでメッキで統一します!)でした!
久しぶりに見たメッキは格好よかったです。
昔は和歌山や愛媛、神戸などでメッキ釣りをやっていたので

とても懐かしいです。

・・・とその時、あの青年が現れたのです!
「ゴメン! ビリヤードやってた」 ってこのクソガキー!!

こんな村にビリヤードがあるんかーって事に驚いた旅でした!!
写真では見えづらいのですが、
1-2cmくらいのハゼがとても気になります!!

しかも、青年はビリヤードをして帰るのが遅れたため予約のお客さんは他の人に
持っていかれたようでした(笑)時間や約束は守らなくてはいけませんね(笑)



1時半には宿に帰って来てしまったので、採集した魚の撮影を終えてから、昨日のポイントの上流散策と最後の釣りをするためにまた長い砂浜を歩きました!
最上流の溜まり

昨日の10cmハゼのポイントの上流を探してジャングルに入りましたが、
ここも同じように山の急斜面に差し掛かると水が枯れてしまっていました。

でも、その最上流部にはパールダニォがやはり確認されました。
ということは雨期に長い川が形成されても元になる淡水魚が少ないのでそれほど
期待するような魚たちはいないのでしょうか???

まだまだ修行が足りませんね(笑)


上の写真がラグーンの最下流部(海側)です。
ラグーンは潟湖ともいい砂等でせき止められた水域の事です。

その典型的な水域ですね。

普通は汽水域であることが多いようですが、
潜水中に塩分チェックを自分の舌で行いました(笑)が
まったく塩分は感じられませんでした。

精度が低いのかな(笑)

以上で今回の調査は終わりです。
残念ながら滞在期間が少なかったのと、乾季で予想以上に水が少なかったです。
また今度機会があれば挑戦します!

そして、この旅最後の釣りです!!
今回はポップRがないのでパニッシュで4尾のハタをゲットして帰りました!



0 件のコメント:

コメントを投稿