2013年9月12日木曜日

池つくり26(完成)

 
昨日、ブログアップの後、家に帰りネットを作りました!
 
これで基本的な作業は完了しました!
 
 
フタの形状はいろいろ考えましたが、
 
一番単純なものを採用しました。
 
今後はまた様子を見ながら必要に応じて改良予定です。
 
 
フタを開けておくために(作業時)、
 
ハンガーを壊してフックを作りました(笑)
 
これでもかなり役立ちそうです(笑)
 


ホテルの水槽メンテナンス

今日は定例のホテルの水槽メンテです。
 
写真はライトをつけていないのでちょっと暗いですが、
 
ロビーに設置された2m水槽です。
 
中にはコイ科やボティア類やパンガシウス、オスフロなどを入れています。
 
 
 
隠れキャラとしてトンレサップで採集したアルジーターを2尾飼っているのですが、
 
収容してもう2年くらい経ちますので水槽のコンディションとマッチしているようです。
 
 
また、コイ科が一番飼いやすくいろいろな種類が入れられるので
 
いいのですが、食性が底ものや植物性の種は難しいですね。
 
この辺りにもよくいるPuntioplites属や大河にいるCosmochilus属などは
 
痩せてきます。これらの種の飼育方法も今後は見出していきたいですね。
 

2013年9月11日水曜日

宮島水族館(カンボジアの水辺展)

 
先日もご紹介した宮島水族館(みやじマリン)にて
 
今月14日~10月14日まで
 
「カンボジアの水辺展」を開催いたします!!
 
この機会にぜひ!宮島へ出向いてみては・・・!
 
 
詳細は下記からご覧ください
 
 
 
僕も行きたいですっ!!(泣)
 

池つくり25

 今日は今回の池つくり作業で最後の資材購入に行ってきました!
 
家を出てすぐにスコールに合い、びしょ濡れになりました(笑)!
 
今日購入したのはフタのネットが前回購入した分の不足分を追加しました。
 
このお店は漁具を扱うお店で投網から刺し網まで大小さまざまな網が売られています。
 

 
幅2mのネットを3mとイケスに浮かす籠に取り付けるフロートを買って
 
50円おまけでちょうど1000円でした。
 
 
ウキは本当なら日本の漁師さんが使うような漁網に取り付ける
 
楕円形の丸いウキが良いのですが、
 
カンボジアではそうそう売ってないんですよねー!
 
プノンペンにはあるんですが・・・
 
そんなわけで今回は硬いスポンジ状のマットを買いました。
 
これをカットして籠に付ければ浮き籠がいくつか作れそうです。
 
ちょっとした魚や水草をストックしたり、
 
ダトニオのエサなんかもストックできますからね。
 
 
ないものは考えて作りしかないカンボジアです。
 
そんな生活もなかなか楽しいですね!
 
 
 
またまたスコールが降ってきたので今はモロッポーカフェという行きつけの店で待機しながら
 
ブログアップと昼ご飯中です(笑)
 
これから家に帰ってネットを先日作っておいた塩ビ枠い編み込みます。
 
こんな時、琵琶湖漁師の福じいに網の作業をもっと教わっておけばよかったと
 
いまさらですが思ってしまいます。
 
 
それでも、今こうして魚をカンボジアで追っかけることができるのも
 
今までにいろいろな事を教わってきたからこそできることなんですよね。
 
 
そう考えると、周りの人に生かされているんだなという気持ちを感じることができ、
 
感謝しないといけないなーと緩んだ気持ちを引き締めることができますね。
 
 
 
 
 
 
 


2013年9月9日月曜日

池つくり24(いけすのフタ)

池つくりも終盤に入り、今日は魚が飛び出さないようにするためのネットを作りました。
 
フレームは安上がりの塩ビ管です。
 
それに前回買っておいたネットを編み込みました。
 
パイロットフィッシュとして収容しているオスフロも元気なので、
 
今日は3年ほど飼育しているアロワナを収容してみました。
 
1m水槽に3年間入っていたので他の世界を知らないアロワナということもあり、
 
しばらくは落ち着かないでしょうが、
 
上手く順応してくれるといいですね。
 
 
ゆくゆくはもちろん!ダトニオを入れるのですが、
 
まだ水槽に余裕があるのでしばらくは安全な水槽での飼育になりますが、
 
今年はあと1-2尾確保する予定なので
 
来年はこの池が有効に使えそうですね。
 
 
でも、昨年研究室に来た50cmプルケールは
 
もう少ししたら一番大きいエリアに収容する予定です。
 
研究室に来てから奴はずっと90cm水槽に詰め込まれているので、
 
そろそろしっかりとした容量の水槽で飼育してあげたいところです。
 
焦らず様子を見ながら進めていきます。
 
 
また、研究室の魚も大分整理ができたので
 
今はほとんど魚がいない状態です。
 
この3年間はひっきりなしに魚の出入りがあったので
 
なかなか落ち着きませんでしたが、
 
ここで一休みですね(笑)
 
 
それでも、これからまたいろいろな魚たちが入ってくると思うので
 
この静けさもつかの間です(笑)
 
これからはダトニオの方もしっかりと管理しながら他の研究もやらなければいけないので
 
水槽室の水槽はある程度開けておかないといけませんよね。
 
 
でも、池ができたおかげで幅が広がり、
 
有効に使っていけそうです。
 
 
後はこの4年間悩まされてきた停電対策があります!!!
 
これを今年中に何とか対応したいところですね。
 
予算が限られていることもありますが、
 
プロジェクトの初年度は設備関連の出費が多いので
 
やりくりをうまくやらないといけませんね。
 
 
そうした魚とはかけ離れた分野の管理も
 
素人ながらに(笑)できる限りしっかりとこなせるように気合い入れていきます!!
 
 
 


7万ページビュー!

 
皆様へ!
 
 
いつも応援ありがとうございます。
 
このブログの閲覧回数が7万回を超えました。
 
 
これからはもっともっと皆様にカンボジアの魚を通して
 
魚そのものの情報やカンボジアの水域についての情報を中心としたネタを
 
提供していけたらと思っております。
 
 
また、皆様からのコメントもお待ちしております。
 
気軽にコメントいただけると幸いです。
 
 
これからもよろしくお願いいたします。
 
 
 


2013年9月8日日曜日

原稿つくり(カンボジア魚切手)

 
カンボジアの情報誌DACに魚の記事を書き始めてもう2年が経ちました。
 
毎回いろいろなネタを考えているのですが、
 
必ず魚と人の生活に関わるようなネタを選ぶようにしています。
 
 
数日前に次号の原稿を仕上げたので
 
次回の期限まではまだ2か月ほどあります。
 
でも、そこで油断すると〆切日までに間に合わなかったり、
 
内容がしっかりしたものにならないので、
 
いつも原稿を送るとすぐに次の原稿にとりかかって
 
ざっくりとした原稿を完成させます。
 
それを残りの1か月でゆっくりと完成させていくのが今の僕のスタイルです。
 
 
ということで、次号のネタを探しに郵便局へ行ってきました!!
 
今回のお目当ては魚が描かれた切手です!
 
調べるといろいろとあるもんなんですよね。
 
実はダトニオプルケールもあるんですよ!!!
 
でも、だいぶ昔に発行されたものなのでD.ミクロレピスとして描かれています。
 
 
 
他にもよく知られたパーカーホやギガスをはじめ、
 
マニアックなプンティオプリテスなどの魚も描かれています。
 
この辺りをしばらくはじっくりと調べて記事にしていこうと模索中です!
 
 
 
 
日本だと専門店にはダトニオの切手が今も売られている可能性は高いですね。
 
オークションなんかでもあるかもしれないですよね。
 
ダトニオマニアの方!ぜひ探してみてください!!
 


もうすぐ!7万ですね!

このブログのページビューの数ももうすぐ7万です!
 
これも皆様のおかげです!!
 
本当にいつもありがとうございます。
 
これからもよろしくお願いいたします。

単車

単車好きな僕にとってカンボジアは単車のバリエーションが少なく
 
刺激がとても少ない国です(笑)
 
 
そんなカンボジアですが、
 
今日なじみの店へ昼ご飯を食べに行ったときに見つけたDUCATIです!
 
おそらくこの町にはこの1台しかない単車ですね。
 
 
乗っていたのはヨーロッパ人のお兄さんでした!!
 
カンボジア人の女の人を乗せてドロドロッという重低音を響かせていなくなりました。
 
 
 
でも、本当に好きなのは空冷4発のDOHCエンジンなので
 
この単車の鼓動は好きな方ではないのですが(笑)
 
しばらくパンチのある音を聞いていなかったのでかなり嬉しかったですね。
 
 
実は二日前にはハーレーを1台、V-MAXを1台見かけましたが、
 
残念ながら刺激は受けませんでした。
 
 
でも、数か月前にボロボロのZR750を見かけたんです!
 
姿を見る前に耳が反応していました(笑)
 
振り向くとそこには空冷の4発エンジンが唸っていましたが、
 
その音を聴けたのは約10秒くらいでした。
 
 
あっという間の出来事でしたが、やっぱりあの音は僕にとって永遠の音ですね。
 
そのくらい心地よい音です。
 
カンボジアはまだまだ舗装道路が不十分なのでビックバイクで走るのは怖いですが、
 
いつかお金に余裕ができれば1台ほしいですね(笑)
 
音の規制もないので直管で走りたいです(笑)
 
 
 


2013年9月7日土曜日

池つくり23

 
試験的に収容しているオスフロも元気でやっています。
 
 
今朝は初めてエサを食べました!!
 
 
 
もう少ししたら徐々にいろいろな魚を入れて様子を見ていきます。
 
 
でも、その前に飛び出し防止のネットを考えなければいけませんね。
 
とても迷います(笑)
 
使い勝手と性能のバランスが大切ですよね。悩みますね。
 
 
 
下の写真は屋根です。
 
これは隣の家の大家さんから中古をもらってとっておいたものです!
 
これがないと買わなければいけなかったのでとてもラッキーでした!!
 
まだまだ使えそうです!!
 

そして、ネットの案がまだまとまらないので(笑)、
 
その間にブロアを取り付けました。
 
これは2年前にプノンペンで購入してきたものですが、
 
部屋では使わずにしまっていました(笑)
 
ここで使えるとは考えていなかったのでこのポンプもやっと活躍できる場ができましたね!!
 
がんばってもらわないと!
 
実際には循環ポンプがあるのでブロアはそれほど必要ではないのですが、
 
念のため!といったことろです。
 
停電時は送電されなければ動きませんからね(笑)


あともうひと踏ん張り!頑張ります!!

2013年9月4日水曜日

店の水槽(ラスボラとバルブたち)

 
うちの食堂の魚たちです。
 
以前も紹介しましたがホントに普通の魚ですよね(笑)
 
でも、この普通さがとてもいいんですよー!!
 
 
たとえば、日淡でもハマると自分の住んでいる地域外の魚に手をだし始め、
 
最後は大型魚だとアカメやイトウ、小型だとミヤコやイタセン、ヤマノカミ、アユモ、ウシモツゴなど
 
希少種へと思いが動きますよね。
 
でも、ある時ふとした瞬間から原点に戻る人も多いのでは?
 
そういう人は気づくと、ギンブナやオイカワ、ウグイや
 
コイ、金魚などを大切に育てるようになっていたり・・・
 
 
 
 
 
単車乗りも一時期はいろいろな車種に手を出しますが(笑)、
 
最後はハーレーや旧車などに行きつく人も多いですよね。
 
さらにその後に原点の原点ともいえるカブを選択する人もいますよね!
 
 
アクアリストも単車乗りも人それぞれですが、
 
それぞれがその道である程度のところまで思いをかけたときに
 
突っ走っていた頃と比べてそのものに対する見方や考えがどの様に変わったかを
 
感じたいなーと時々思うことがありますが、
 
皆さんはどうでしょうか?
 
カンボジアに来るまでの愛車KZ1000Mk2です!
いつみてもカッコイイー!!
 
 
最近そのことを考えると、趣味や仕事に関係なく
 
その分野で一番近い一番身近なものの大切さに気付いた時なのかなー
 
と思うことがあります。それを考慮して今の自分を考えると、
 
カンボジアまで来ている自分はまだ突っ走っている最中なのか!!!と自分の未熟さに
 
気付かされる時があります(笑)
 
 
まあまあ!ともかく、
 
食堂のラスボラとバルブはいいですよ!
 
典型的な形と色ですが、ギンブナなんかもこれでもか!というくらい
 
あの銀の魚体をドアップで見ると一枚一枚の鱗の輝きのすごさや美しさに惚れることがあります。
 
カンボジアのこの2種もその感覚に似ていますね。
 
これは僕だけでなく、実際にカンボジア人でさえそうですからね。
 
 
魚好きにとって魚の魅力は一生モノですね(笑)
 
またまた一人で思いにふけてしまいました(笑)
 
 
すみません。


ニューメニュー

紹介するのが数か月遅くなりましたが(笑)、
 
我が家の食堂メニューが新しくなりました!!
 
とても好評でいつも食べに来てくださる方々には本当に感謝です!!
 
日々進化しながら少しでも美味しいものをお出しできるよう夫婦で頑張ります。
 
 
 
10種類ほど新しいメニューが加わっています。
 
中でも、定番メニューに加えて12種類になったパスタが充実してきましたね!
 
パスタはすべて夫婦二人でアレンジして出した味ですので
 
毒味のつもりで(笑)ぜひ!食べてみてください!!
 
 
他にもそばやカツカレーもはじめました!
 
 
そして、最後の宣伝としては、創業4年のBotiaLifeですが(笑)、
 
カンボジアでお店をスタートした時から売り出している商品でもあるクレープです!!
 
当時は何年続くかわからないくらい不安定だったお店ですが、
 
このクレープのおかげでこの町の人に知ってもらうきっかけをもらい、
 
リピーターさんも増えて今に至ります。
 
なので、クレープは僕ら夫婦とカンボジアをつなげてくれた一つのきっかけなんです。
 
とはいえ、一番は魚たちですが(笑)、
 
カンボジアでの生活を支えてくれているのはまぎれもなくこのお店です。
 
そう思うと本当にこの小さなお店には感謝ですね!!
 
 
今日も一人で思い出に浸ってしまいました(笑)
 


そうそう!
 
話は変わりますが、今日はスウェーデンの水族館で働く方からメールがきました。
 
内容を読んでみると、なんと!今月にカンボジアに来るとか!!
 
何とか会ってこちらもいろいろと話をしたいところですが、
 
英語が話せない俺にとっては最大の試練ですっ!(汗)
 
今からどう会話をするか悩んでいます(笑)
 
マジでやばい!
 
 
どうしよう・・・
 
 
 
 


池つくり22

 
数日前に屋根の骨組みにプラサフを塗ってある程度の作業が完了しました。
 
いろいろ調べてみると今はサフェーサーとプライマーの両方の成分が入ったプラサフが
 
一般的なようですね。そんなことも知らず、いざ探してみると
 
カンボジアでもプラサフとしての商品で売ってました!!
 
あるもんですね!
 


 
今日はレストランからオスフロを1尾引き取ってきました。
 
1月ほど前に目立つような魚がほしいとのことだったので
 
試しに入れてみたのですが、
 
やはりケンカをするので他のコイ科魚たちが危険にさらされるので取り出しました。
 
 
このオスフロを今日から池に入れてみます!!
 
しばらくは様子を見ながら水質や問題点などチェックしていきます。
 
 
時間があれば飛び出し防止用のネットも作る予定です。
 
これを平面タイプ(フタをするように設置)にするか立体タイプ(池を取り囲むように縦に設置)
 
にするか悩んでいます。普段の作業などで使いやすいものの方が良いので悩みます(笑)
 
 


2013年8月31日土曜日

大切な人

 
今日は僕にとって大切な人である琵琶湖の漁師さん福田さんをご紹介いたします。
 
通称「福じい」とは琵琶湖の水辺展という企画展を仕事で担当した時に出会いました。
 
初めて出会ったときから、福じいは漁師であることに誇りを持ち、
 
琵琶湖の魚を見つめ続けるストイックな姿勢に僕はすっかり惚れこんでしまいました。
 
そんな福じいが亡くなっていた知らせを今日カンボジアで聞きました。
 
嫁と二人でだいぶ落ち込みましたが、
 
落ち込んでいたら福じいに叱られそうですので、
 
今日はブログで琵琶湖漁師の福じいを紹介しようと決めました。
 

 福じいは琵琶湖の湖西エリアで年中漁師をしていました。
 
寒い冬はワカサギ、春に近づくとニゴロブナ、そしてコアユ、
 
暑い夏にはビワマスなど、季節に合わせて様々な魚を採っていました。
 
上の写真は琵琶湖の沿岸にある内湖で産卵のために琵琶湖から進入してきた
 
ニゴロブナをモンドリで採る漁です。
 
この時の船には船外機はないので竹竿を巧みに操って進みます。

 
上の写真は真剣な表情で漁をする福じいです。
 
これまでに撮った福じいの写真はたぶん千枚以上ありますね。
 
おそらく嫁の写真より多いです(笑)
 
 
 
 
そして知りあった翌年くらいに福じいから弁天様を採ったぞ!と連絡が入りました。
 
それが下の写真のビワコオオナマズの白化個体です。
 
ビワコオオナマズはもちろん琵琶湖淀川水系の固有種ですが、
 
この色をしたオオナマズは昔から弁天様のお使いとされ、
 
大切に扱われてきた魚です。
 
しかも、この時は何年ぶりかの捕獲だったので、
 
新聞や全国TVなどでも取り上げられ話題となりました。
 
 
この魚は滋賀県立琵琶湖博物館に寄贈されました。
 
今も元気にしているといいのですが・・・
 
 
 
下の写真は琵琶湖でのニゴロブナの刺し網漁です。
 
琵琶湖は内陸の淡水湖ですが毎日風や天気図と睨めっこして
 
湖水の流れや濁り、魚の動きなどを推測し、
 
翌日の漁でしかける場所や網をあげる時間帯などを決めます。
 
そんな時の話をしている福じいはまさに漁師さんでした。
 
本当に楽しそうで、こうした時間は僕にとっても魚話ができる
 
時間なのでまさに至福のひと時でしたね。
 
長い経験から裏付けされた予想は大きく漁に影響します。
 
その予想がハマった時の福じいの嬉しそうな顔が忘れられません。
 
 
 
 
そして、採った魚はフナずしや煮つけにされます。
 
下の写真はフナずしの下ごしらえをしている様子です。
 
福じいのつくるフナずしはこれまでに食べてきたフナずしよりもマイルドで
 
酸っぱさと水くささが少なく柔らかい身で本当に美味しいんです!
 
僕ら夫婦は何度かフナずしつくりを教えてもらい、
 
自分たちでもフナずしをつけていました。
 
まあまあ我が家のフナずしも美味しいのですが、
 
福じいのフナずしには敵いませんでしたね!
 
それくらい絶品でした!!
 
 
そのわけは福じいが言っていたように
 
いつも改良する気持ちがあるからだと思います。
 
いつもお宅に寄せてもらうたびに試食でフナずしを食べさせてもらうのですが、
 
美味しいと感想を言うと怒られます(笑)
 
甘すぎる、辛すぎる、硬い、臭みが残っているなどなど、
 
正直な感想をいつも求めてくれました。
 
いつも謙虚で自分のやることには妥協がありません。
 
漁そのものもそうですが、魚の加工まで福じいが
 
取り組む事に関してはなんにでもストイックでした。
 
 
下の魚はフナずしになるフナですが、
 
もう食べられないと思うと寂しいですね。
 
 
 
福じいと一緒にフナずしをつけている時の写真です。
 
この時にもよくカンボジアの漁の様子などの話をしました。
 
国は違えども、同じ漁ですのでよく質問攻めにあいましたね(笑)
 
なので、本当は一度カンボジアに旅行で来てもらおうとしていたのですが、
 
叶わなかったので残念です。きっとカンボジアに来たら
 
いろいろな漁を見て喜んでくれたでしょうね。
 
同じアジア圏の国同士なので
 
日本に古来から伝わる伝統漁で使う漁具がはるか遠いカンボジアでも使われている
 
事を知ってとても驚いていました。
 
 
こちらは夏の魚でもある琵琶湖固有種のビワマスです。
 
この時期のビワマスは刺し網で採りますが、
 
脂がのってとても美味しいんですよ!
 
この時も採れたてのビワマスの刺身をいただきました。
 
 
福じいには長い間いろいろな事を教わりました。
 
その間に教わったことが今カンボジアでの生活や研究に役立っています。
 
僕も一つの事に向かってストイックな探究心を持ち続けて
 
カンボジアでがんばっていこうと改めて考えさせられた一日でした。

 
今度帰国した際には琵琶湖を見に行こうと思っています。
 
そして大先輩漁師さんにも会いに行きたいです。
 
福田さんから教えてもらった事を自分のものにして
 
それをまた次の代に引き継いでいけるような魚バカになりたいですね。
 
 
 
 
 
 


2013年8月30日金曜日

池つくり21(屋根)

今日は6時起きで準備して業者さんを待ちましたが、
 
結局、予定より1時間遅れの8時に来ました!
 
そんなもんなんですよね~。
 
カンボジアは・・・
 
 
早速、作業を開始し、順調に柱を家の塀に取りつけます。
 
ドリルで穴を開けてアンカーを打って固定します。
 
しかし、ここでトラブルが・・・
 
大家さんの家のおばあさんが登場し突然ダメ出しが始まり、すべて取り外す事に・・・
 
このおばあさんの言うことは絶対なので従わないといけません(笑)
 
 
塀にはライトを取りつけるのでダメだというのです。
 
正直、どうでもいい理由ですし、
 
柱とは一切関係ない場所ですからね。
 
 
さらに、柱は地面に穴を掘って埋めるよう指示されます!
 
今から穴掘りかーと憂鬱になりましたが
 
結局、穴掘りが始まりました(笑)
 
セメントも池つくりの余りがあったので柱の固定に使えました。
 
そして柱がやっと立ったところで昼ごはんタイムです。
 
 
昼飯タイムが終わり、1時半から作業再開!と思いきや!
 
親分がいない・・・
 
確かに1時半にはいたんですけれど・・・
 
それから待つこと3時間半・・・
 
スタッフの男の子は寝ています(怒)!!
 
 
 
そして、やっと夕方5時にスタッフ2名を連れて現れます!
 
本来なら店に出る時間なのですが、ここは見守るしかありません(笑)
 
嫁さんだけ先に出勤してもらい、ひたすら作業を見守ることに。
 
 
そしてここからは今までの超スローペースが嘘のようにスムーズに進み、
 
6時半ごろに終了しました!!
 
やればすぐできるじゃないかー!!
 

 
これで、大きな作業はほぼ終了しました!
 
(後は骨組みにサフェーサーを塗るか考え中です。)
 
 
明日からは水をしっかりとまわして調整し、
 
パイロットフィッシュを数尾入れていく予定です。
 
 
今回はいろいろな業者が関わってきたので
 
神経を使いましたがとても良い経験になりました!!
 
応援してくださった皆様に感謝です!!