魚の見直し修正作業はまだなお続いています。
今日はちょっと頭を切り替えて
先日、水槽を引き取りに来たシナーが乗っていた
コカ・コーラ社の配達用バイクを紹介します。
この20年、カンボジアで見かける単車で
長い間使われているのがこの単車です。
中国製ですかね?
この単車の多くはプライベート乗りようではなく、
トルクがあるからでしょうか
後ろに荷台を載せた仕事用に使われることがほとんどです。
なので、
いろいろとみんな工夫してカスタムしているんですよ!
先ずはリアショックですが、
純正はほっそくてパワーがないので
ものすごい硬くて丈夫なショックに変えています。
数トンの荷を積むのでこのくらいは必要ですよね。
次はこの単車に限らず、
空冷エンジンでよく見かけるカンボジア風のカスタムです。
シリンダーまわりに雑巾が巻かれていますよね。
そして、下の写真の荷台にタンクがあります。
ここに水が入っていて
点滴用のチューブと流量調整のアジャスターがついた(点滴の量を調整するヤツ)
チューブから水を滴らせて
エンジン回りに巻いたぞうきんに湿らせて冷却させようとしているんです。
オイルクーラーもないので
自家製クーラーですかね。
ただ、これで冷却できているのか???
この単車に限らずいつもそう思っちゃいます。
そして、ハンドルまわり!
このパイプハンドル!
最近の現行車ではなかなか見ない絞り具合ですよね。
昭和の面影を残しています。
これを見ると、キュンとしちゃいます(笑)
フロントブレーキは・・・
ない!!
ワイヤーが切れています。
しかも、レバーが逆さまです。
これだと、リアしか頼れないので怖いですよね。
お金はなくても命に係わるところだけは
きっちり追及するような視点をもってほしいですね。
おそらく5ドルもあれば直るのに・・・
クラッチは怖いくらいの状態でした。
握っても、2cmくらいしか動かないんです。
これでよく切れるな!と思っちゃいます。
しかも、ワイヤーも数本切れているので
いつ切れるか・・・
そして、タイヤです!
よーく見ると、リムはそのままですが、
スポークが違う??
8-10mm程の鉄筋がリムに溶接されていました。
カンボジアではよく見かけるカスタムでw
きっと重い荷を積む場合は
純正スポークでは壊れるんでしょうね。
カンボジア人は日本人ほど精密な作業ができない人が
非常に多いのでこのホイールを履いて走るのは
正直怖いです。
見ているだけでも
ドキドキして心配になっちゃうんです。
国や習慣が違うと
こんなにもやることが変わってくるんですね。
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