ダトニオ保護プロジェクト(Save the Datnioides)




ダトニオ保護プロジェクト
Save the Datnioides

Siem Reap Fresh Water Fishes Laboratory (SRF-Labo)
シェムリアップ淡水魚研究所より皆様へ


シェムリアップ淡水魚研究所の佐藤と申します。

ご覧いただき、ありがとうございます。


  

Datnioides pulcherKottelat,1998)は現在絶滅の危機に瀕しています。

IUCN(国際自然保護連合)は本種をCRCritically Endangered)のランクに指定して

 おり、本種が生息地でどのような状態であるかを示しています。

本種は観賞魚としての価値が高く、古くから親しまれてきた魚です。

隣国タイでは本種が生息する水域の環境悪化により、著しく生息数が減ったことで国の

天然記念物に指定されました。

そうした影響からカンボジアやベトナムの水域にも本種に対する捕獲圧が高まり、当地

の自然環境の変化と共に年々その数を減らしていると考えられます。



自然水域での個体数の確保を目的とした活動や対策などは勿論大切な対策となりまが、

このようなケースの場合、真っ先に行われるのが人工繁殖です。

本種の人工繁殖はタイなど専門機関や個人の愛好家たちの手により取り組みが行われて

いますが、未だに安定した繁殖方法を確立できていません。

そこで、当研究所も本種の保護プロジェクトを立ち上げることにいたしました。

当研究所は決して大きな活動を展開できるほど豊富な資金があるわけでありませんので

大きなことはできませんが、本種の生息域の一部であるカンボジアで淡水魚の調査に関

わる以上、本種の情報収集や現地調査を行い情報の少ない本種の実態を少しでも明らか

 にし、将来に使える情報を残すことを第一の目的としています。

そして第二に当研究所も繁殖計画を立て独自の方法を交えて研究を開始いたしました。

まだまだ情報不足と技術不足ですが一歩一歩進んでいき、有効なプロジェクトにしてい

きたいと試行錯誤中です。


 

ダトニオ保護プロジェクトTシャツについて

当研究所ではこれまで応援してくださる皆様と共に当プロジェクトのTシャツを作製し、

販売させていただいております。

この活動の背景には少しでも関心を持つ方々にもプロジェクトに参加していただきたい

という願いと、研究費を捻出する事を大きな目的としております。


 
 
 



  


みなさまへ

当プロジェクトは現在(2020年7月現在)資金不足のため

調査等は中断しております。

大変申し訳ございません。





 このプロジェクトは長い年月が必要な長期のプロジェクトです。

 
   これからも皆様のご支援・ご協力よろしくお願いいたします。



Siem Reap Fresh Water Fishes Laboratory (SRF-Labo)
シェムリアップ淡水魚研究所:佐藤智之


プノンペンポスト(Phnom Penh Post 2013.01.10)に掲載された記事です










2013.01.11 Phom Penh Post 掲載記事より

2 件のコメント:

  1. I´m interested in supporting your program let me know how can I get in touch with you.

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  2. Who was Albert Fish, and what did he do?
    fishing

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