先日トンレサップへ行った際によく見かけたのは
湖岸に住む人たちの引っ越し風景でした。
この村は高床式の固定タイプの家はほとんどなく、
船をそのまま改造して家にしたタイプや
家の下に竹の束やタンクを設置して浮力をつけた浮遊タイプの家が多い地域です。
こうした浮遊タイプは季節に応じて水位が変動するトンレサップでは
とても有効な住居です。
水位の変動に応じて集落そのものが
移動するので生活しやすいですよね。
この日はちょうど一斉に引っ越しが行われており、
船で家を引っ張ってこれからの水位に合わせた場所へ移動中の家がたくさんありました。
家と一緒に生簀や作業場のイカダなんかもまとめて引っ張っていました。
今年のトンレサップは雨が少ないですが、
一月前に比べると、それでも大分増えていました。
これからの半年は魚にとってもとても大切な時期なので
たくさんの魚たちがここで育ってくれると良いですね!
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