もう15年程前の事ですが、
水族館時代の相棒と一緒にシェムリアップを訪問した際に、
この水門の下で調査をしたことがありました。
ここは当時と同じ河川構造でしたが、
何だか懐かしくなってしまいました。
この日はアロワナ池へ行く途中に
暑いので水を買うために小さな商店に寄ったのですが、
そこがこの場所の近くだったのでちょっと立ち寄っちゃいました。
当時はプンティウスやニードルガーなどを採って騒いでいました(笑)
それでも、採る魚がみな知らない魚だったので
あーでもない!こーでもない!と
魚について話し合っていたのを思い出します。
そんな日の積み重ねが今に通じていると思うと
いつの間にかもう15年が過ぎたんだとジーンときちゃいました(笑)
下の写真が当時の水門です!
そして、もう一つ!
アロワナ池の帰りに水路をじっと見ていたら、
魚が水面にたくさん泳いでいました!
単車を停めて見てみると、すぐにParambassis siamensisだとわかりました。
Parambassis siamensisはグラスパーチの名でよく知られる東南アジアを代表する魚ですよね。
日本ではマニアックなショップよりもホームセンターの魚売り場の方が
よく見かける魚です。
でも、この状態はいつでも見られるという訳ではなく、
何かの環境要因が揃ったときにしか見られません。
普段はそうそう簡単にこの魚が泳ぐ姿は見られないんです。
その要因が何なのかはまだわかりません。
先月も見れなかったですし、
今日もアロワナ池に行く際に探したのですが、
1個体も姿を見ることはありませんでした。
カンボジアでも日本でもそうですが、
魚たちの生活史ってなかなかわからないんですよね。
そんな謎を一つ一つ探していくのも楽しいです。
この水路はこれからしばらくよく通るので
いろいろと新たな発見を探してみますっ!
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