続いては
トンレサップ川の水位が逆流して増してきた事で
平原の窪地にも水が浸入に始め、
支流の様な水路ができていました。
その水路と本流の合流地点で漁をする人を発見!
下の写真の中央に小さく人が写っています!
そして対岸にも人がいました。
近づいてみると、投網漁の様です。
ここにいた人は水中に打ち込んだ杭の上に板を敷いただけの
小型水上踏み台の様なものの上に登ってそこから投網を打っていました。
そんな台がこの辺りには数個あったので、
他にもこの漁をしに来る人がいるのでしょうね。
それにしても、
この漁師さんたちはどうやってここまで来たのでしょう?
近くには船もないので、
帰りたくても帰れない辛い漁です(笑)
この日は日差しがものすごく強い日だったので
ここに一日いるとなると相当しんどいはずです。
そう考えるとカンボジア人は強いですよね。
僕だったら一時間くらいで熱射病です(笑)
上と下の魚はその時に採れていた魚です。
上の魚はコイ科の小型魚でThynnichthys thynnoidesという魚です!
なんでも、すっごく美味しいとか!
今度機会があったら食べたい魚の一つです。
そして、下の魚はこのブログでも何度か登場している
ナマズの仲間でミスタスの一種Mystus albolineatusです!
背びれのうしろにある脂ビレが他のミスタスよりもすっごく長いのが特徴ですね。
ショップでももしかすると、
他のミスタスの中に紛れているかもしれないので
もし、見かけたら探してみてください。
そんな漁でしたが、 よくよく見ると
杭の下にペットボトルに入ったお茶とタバコが用意されていたので
休憩しながらひたすら大物を狙って投網を打ち続けるのでしょうね。
地道な漁を見させていただきました!
続いて、出会ったのは
籠仕掛け漁をする親子でした。
岸際に繁茂するホテイアオイの群落の中に分け入って
長さ10m程の長いカゴを沈めて魚を採ります。
下の写真がそのカゴです。
四角い形で伸ばすととっても長いです!
この時は仕掛けている最中だったので
あまり採れていませんでしたが、
船底にいた魚を一種類づつ採って見せてくれました。
先程の投網漁とは違って
底ものがやっぱり多いですよね。
右上からタイヤトラックスパイニーイール、テナガエビの仲間、
ラビオバルブスの仲間、サンドゴビーです!
普段あまり注目しない漁を見たことで
また新たな発見がありましたし、
良い経験になりました!
これも、裕斗君のお蔭ですね!ありがとう!!
そして、村に帰ってから家の前にある何でも屋さんで
コーヒーを買って熱い体を冷やしました(笑)
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