昨日のメボン遺跡訪問の帰りに干上がった
直径5mほどのくぼ地を見つけたので
そこの土を少しサンプリングしてきたんです。
このカチカチの土をどうするのかというと、
実は昔からカンボジア人の多くの方たちは
雨季になって雨が降ると、
土の中に埋まっている魚の卵が孵化して
魚が現れる!というのです。
この話は今でもたまに農村の人から聞くことがあります。
学術的には卵生メダカの一種がそのような乾燥に強い卵を産むことが
知られていて雨季に水が貯まると、
卵が孵化して魚が現れる!という事が知られています。
なので、カンボジアに生息する魚もそういった生態をもった種がいるのかどうなのか?
・・・
今のところ知られていはいませんので
まずないだろう!というのが基本的な回答だと思いますが、
カンボジアでそれを実験した人はいるのでしょうか?(笑)
そう考えると、
やってみるのが一番です。
どんな文献やネットデータで得た情報でも
自分が確かめたもの以上に信頼できるものはないですからね。
僕はそんな考え方なので、フィールドから離れられないんです(笑)
だからフィールドが好きなんですよね~
実際に魚に触れることが
どれだけ重要でそこに答えがたくさん埋まっていると思うんです。
今はいろいろあって実験できませんが、
日本から帰った5月以降に何か所かで集めてきた
サンプルを使って実験をしてみようと思っています。
すっごく単純な疑問から始まった実験ですが
なんだかワクワクします(笑)
この実験ネタもまた今度お伝えしていきますね!
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