今日の午後からはトンレサップ湖の湖岸を西に移動して
氾濫原の水田地帯でゲンゴロウ調査(と魚調査)をしました。
この調査では日本では希少種のフチトリゲンゴロウをメインに
大型のゲンゴロウを探しました。
時間の都合もあって新規開拓できなかったので
先月の調査で実績のあるポイントでやってみることに・・・
しかし、タモを入れてすぐに気付いたのですが、
先月とは水域環境が変わったようで
前回まったく採れなかったガムシがたくさん入り、
ゲンゴロウが少ないんです。
その結果採れた大型ゲンゴロウはこれだけ・・・
このまま終了するのはなんだか嫌だったので、
もう一か所の実績ポイントへ。
しかし、そのポイントも同様でゲンゴロウがいません!
魚や下の写真のヘビはいるんですが・・・
10回タモ入れて終了して、
前回ゲンゴロウがいなかったポイントへタモを入れてみると、
いました~っ!!
そこから九大チームの皆さんと共に
たくさん採ることができました!!
やっぱり大きなゲンゴロウはかわいいですね。
そして、カッコイイ!
(生きもの好きな人はこの感覚わかりますよね(笑))
下の写真が一番とりたかったフチトリゲンゴロウです!
小さなゲンゴロウも採れましたが、
大きめのゲンゴロウは
フチトリゲンゴロウ
マルコガタノゲンゴロウ
(本日、先生にお聞きしたことろ、マルゴガタノゲンゴロウと
思われたゲンゴロウは違うゲンゴロウだったそうです!
お騒がせしてしまい大変申し訳ありませんでした。
2016年2月19日追記)
ヒメフチトリゲンゴロウ
トビイロゲンゴロウなどが採れました。
今回は今までの経験にとらわれず、
目的の生きものがいないのに同じ事を繰り返さずに
思い込みを捨てて思い切って動くことができたのが
成果につながったと思っています。
今までにも魚調査では何度か味わった事があるのですが、
久しぶりに感じることができた感覚で
とても良い経験をさせてもらいました。
そして、何よりも九大の皆さんに喜んでいただけたのが嬉しいです。
フィールド案内はやっぱりプレッシャーがありますね(笑)
そんなこんなで、
気が付くと日も暮れてきたので
みんなで慌てて帰り支度をしてこの日の調査を終えました!
明日は内陸部の魚調査です!!
安全第一で楽しめるよう気張ってきます!
前回フチトリゲンゴロウの質問したものですけど、カンボジアにマルコガタノゲンゴロウいるんですか?居たらすごい嬉しいっていうか、現地で実験してもらいたい事あるんですけど…。個体の腹側の写真あったら拝見したいです。
返信削除hainoさん
削除コメントありがとうございます。
マルコガタノゲンゴロウですが、
昨日と本日専門家さんが改めて見たことろ、
マルコガタノゲンゴロウではなかったとのお話でした。
間違いを書いてしまい大変申し訳ありませんでした。
お手を煩わせてすみませんでした。
削除それにしてもフチトリ沢山見つかってよかったですね!
hainoさん
削除採れて良かったです!