2014年1月23日木曜日

続き

 
続きです(笑)
 
・・・と言っても、そんなにすごい話はないのですが、
 
この辺りはメコン水系とは違う単独水系の水域なので、
 
マレー半島の魚群が出てくる可能性が高く、
 
生物地理学的にみて興味のあるエリアなんです。
 
 
なので、まだ見ぬ魚たちがいる可能性があるんです!
 
そんな中、やっとまともな小河川を見つけたので調査をしました。
 
出てきたのは期待通りにの魚ではなく、
 
だいたい、予想できる魚たちだったので、残念でした。
 

実際採れたのはEsomus属とChanna属です。

Esomus属はカンボジアではどこでも現れるE.metallicusです。
 
 そしてCannaはChanna gachuaです。
 
この魚はメコン水系にもいる種なのですが、
 
低地にはほとんどいません。
 
なので、予想通りに山間部の水域で出てきました。



他にはタニノボリの仲間のHemimyzonやHomaloptera、Schisturaがいると良かったのですが、

いませんね~!(泣)


この水系は標高が1000mもあるのですが、

海岸線までの距離が短すぎるので

魚の多様性は低いのでしょうね。


帰りに流木をいくつか拾って帰りました(笑)

マジで残念でしたっ!



そして観光もチョロッと!

フランス統治時代に建てられた教会や学校、カジノなどが今でも残っています。

 

ヒルステーションと呼ばれる建物は映画シティーオブゴーストでも使われたそうです。


機会があればぜひ!





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