トンレサップ調査の時に市場でチェックした魚たちの一部です。
1枚目の写真だけでも9種か10種の魚が写っているんですよ!!
銀色だとパッと見では同じ魚に見えますが(笑)、
じっくり見ると全く違う種類なんです。
トンレサップ周辺は低地の広大な平野部なので氾濫原エリアとよばれ、
低地の魚たちがたくさんいます。
もし、目隠しをされて連れて来られても、
魚を見ればカンボジアのどのあたりかわかってしまうくらい
この魚たちとは顔馴染みになりました(笑)
出会った頃はすべてが新鮮だったので、
興味津々でしたが、
数年すると、種類は多いけれど、
結局のところ、同じ魚なので飽きてしまった気持ちもどこか心の中にありましたが、
今はどうやら、その時期を通り越したようで、
これらの魚たちと出会うと、
本当にホッとします(笑)
そんなヤツらですが、
年々、顔馴染みの魚たちの中に
海外から持ち込まれた外来種が目立つようになってきているのが気がかりです。
幸いにも日本に入ってきたブラックバスの様な獰猛な魚はいませんが、
今までいなかった生きものが入ってくるということは
必ず何らかの影響を与えることは間違いないです。
魚の事も大切ですが、
そう考えると、僕自身も日本から来た日本人なので外来魚と同じ立場ですよね(笑)
・・・ということは自分自身も大小は問わず何らかの影響を与えている可能性は消せません。
この話は以前にもどこかで書いたことがありますが、
自分の存在が良い意味で役に立つよう日々の意識が必要なんだと
魚たちに教えてもらったような気がします。
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