チェさんとの調査も最終日となりました。
実は昨夜から腰を痛めてしまったらしく、
予定を繰り上げてシェムリアップへ戻ることに決めました。
その最後の調査がトンレサップ川となりました。
ここは以前にも行ったことがある漁師さんの漁場です。
この時間も本当は網をあげる時間ではありませんでしたが、
親切に若い子らが先端の袋のことろだけでしたが上げてくれました。
1か月ちょっと前にも行った場所なので同じような魚だろうと予測していたのですが、
なんと!魚類相が全然違うんです。
もちろん同じ種もいますが、
当時1尾もいない種がたくさんいたり、
当時たくさんいた種が1尾もいない!のです。
いつもながら、このゴミの中をあるのはドキドキものですね(笑)
自分で探しているときの目線だけではもったいないくらいです。
他にも魚を探すスタッフが5人ほどいるので
見落としがないか心配です。
自分に10個くらい目があるとあちらこちらの様子が一度に見れるのに・・・なんて
考えながら必死でした(笑)
今回は奇形?か新種か?(笑)の淡水シタビラメなんかもいましたよ!
僕が見つけたイチオシは下のナマズです!
BagariusでもなくGlyptothoraxでもなさそう?
もう一つAkysisというグループがいるのですが、これ以上はお手上げです!!
ラオスとカンボジア、タイの3か国の図鑑には載っていないので未記載種の可能性が高いかも・・・
そして、もう1種嬉しい発見がありました。
丸く可愛い2cm程のハゼです!!
これまでに見たハゼの中ではカラー・スタイル的に一番好きなタイプですね(笑)
パッと見では汽水域でよく見られるRedigobius属のスタイルですが、
これだけ流れのあるトンレサップにまで来るのでしょうか?
謎はまだまだ多いですね。
1週間や1か月の調査でその地域の調査ができるなんてとてもではないけれど言えませんよね。
自然はホントに奥が深いです。
この先はまた日本のハゼの先生などに相談してみないといけませんね。
それよりも、チェさんは大丈夫かな?
今夜店に来るそうなので腰の様子を聞いてみないと・・・
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