カンボジアでは最北端に当たるイルカの生息地近くで
朝から釣りだったので
イルカの様子を覗いてきました。
初めてこのエリアを訪問した当時はたくさんいましたが、
気付いたら6頭になっており、
そこから年々減少していき、
昨年からずっと3頭のままです。
この水中写真がメコンのカワイルカ撮影してきた中で
僕のベストショットです。
それを今回撮影できたのは嬉しいです。
クラティエとその間の個体群も見てきましたが、
この個体群を見る機会が一番多いので
個人的には一番愛着のある個体群です。
一昨年は数年ぶりに子供も誕生したのですが、
いつの間にか姿を消し、
個体群同士の交わりのない現状では
いずれいなくなってしまうのではと心配しています。
クラティエでは20年前に網にかかって死んでしまった
赤ちゃんイルカも見たことがありますが、
今では生息エリア内での漁やエンジンの速度など
いろいろな対策がなされているようです。
初めて一人でこの地に宿泊した時は
早朝起きて岸辺で顔洗ってたらさわれるところまで来て
プシューっと水かけていったのを覚えています。
もうあんな光景は見れないんでしょうね。
今回の減水で魚が減れば
大量の魚が必要なイルカにとっても大打撃につながりますからね。
見守っていきたいです。
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