2018年4月14日土曜日

森林開拓


先月、ラオス国境の村へ行った際に車の中から

撮影した景色です!


写真では伝わないと思うんですが、

ここ!すっごく広いです(笑)

本当に広いんです!!

たぶん東京ドーム何百個分とかっていうレベルだと思います。


カンボジアの中央部から南部にかけての大部分の土地は

低地ですので太古から人々が暮らし、

メコンやトンレサップ湖の水の恩恵を受けて

水田などがたくさん作られてきたという歴史があるかと思います。


その一方でこのエリアは少し標高が高い地域で

水田には向かない事からここ数年前まで開拓されずにきた地域なんです。

なんせ、水場がほとんどないので生活するには厳しい土地です。



そんな土地なのですが、

シェムリアップとラオスと接するストントレン州を結ぶ道路工事が

中国の支援で始まると、

その周辺の土地の開拓が急ピッチで始まりました。

この道路がまだ舗装される前のガタガタ道の頃から

車で行き来していたのでその景色の変わりようは本当に凄いと感じています。



とにかく、片っ端から木を切って草を刈って

整備士ていくとあっという間に何もない広大な土地に変わるんです。


きっとやっている人は大変でしょうが

ホントにすごい力で自然が変わっていくんです。



よくテレビなどで世界の森林が1日で東京ドーム何個分姿を消している・・・

みたいなメッセージを聞きますが、

それがこれなんだと実感してしまいます。


自然環境問題は本当に難しい問題ですよね。



4 件のコメント:

  1. 道路建設と並行して農地や宅地の開発をしているのですか?森林を破壊して作られた更地は誰が所有するのかわかりますか?まさか道路を建設している中国の企業の所有になるとかはないでしょうね。

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    1. pinponpanさん
      詳細は分かりませんが道路が通れば移住者も増加し、農地開拓が進んでいるのだと思います。土地の所有者もわかりませんが、ある程度大きな企業から資産家、そして経済的にも厳しい生活をされている一般世帯も見られますので一概に誰という訳ではなさそうです。詳細を知るには現地よりもプノンペンで情報収集した方がわかるかもしれないですね。

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    2. 以前、「中国は建設する鉄道の見返りに鉄道沿線の土地を要求」とか、「港湾工事の代金が払えないスリランカが代わりにその港湾を提供(取られる?)、などのニュースを読んだことが有るので、心配になりました。ラオスではその心配が現実になっているとか。

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    3. pinponpanさん
      そうですね。中国は近年各国でそのような開発を行っているそうですね。
      カンボジアのインフラ事業は中国の力がすごく大きくなっているので
      この先が心配です。
      カンボジア側の関わり方が重要になってくると思うので頑張ってほしいですね。

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