毎年、皆さんは1年をどう過ごしますか?
僕はいつも適当で(笑)いつの間にか終わってしまうというパターンです(笑汗)
なので、今年は今のうちにしっかりと自分で整理して1年を過ごしたいと思います(笑)
(できるかな・・・汗)
2013年の大きな目標はもちろん健康で家族やみんなが過ごせる事が一番ですが、
その次に来るのはやはり、
ダトニオプロジェクトですね。
このプロジェクトは自分の気持ちを後戻りさせないようにあえて公表して
自分を鼓舞するように自分にプレッシャーをかけた形で始めました。
今ではTシャツの販売も開始し、応援してくださる皆様の気持ちも感じながらの
挑戦となっています。
そのプロジェクトも大まかな準備が終わり、
今年から徐々に実践へと移行する年です。
まずは2-4月にメコン産のフォーバーを使って人工採卵の
手ごたえをつかむ事が大きな課題です。
また人工採卵後の孵化仔魚の段階での給餌です。
実際に何回チャンスがあるかわかりませんが、
チャンスを増やし、得たチャンスをいかに上手く扱えるかがカギだと感じています。
Datnioides pulcherに関する文献では24時間以内に孵化仔魚がほぼ全滅してしまう
という記載があるのでこれをどう乗り越えるか?フォーバーも同様なのか?などなど
楽しそうな課題が山積みですね!
4月以降は通常通り、全域の魚分布調査をしながら、
ダトニオの生息エリアでは引き続きダトの調査を継続していきます。
また、来年、再来年に向けての親魚の確保も必須です。
これはタイからの確保も考えていかなければいけません。
様々な問題を抱えるダトニオだけに慎重に考えないといけませんね。
また今ストック中のダトも引き続きしっかりと飼育していかなければいけません。
ダトの繁殖はアクアリウムとしての安定した数の確保に直接繋がるので、
この成功は僕でなくてもタイ人でも他の人でも誰でもかまわないんです。
ともかく、このような状態の魚である限り、
繁殖が成功しないと自然水域のダトは救えません。
今のダトの現状は私たち人間が引き起こしてしまったことです。
いつも考えていることですが、
トンレサップやメコンの環境を変えることは僕一人ではできません。
でも、繁殖という別の道であればできると確信しています。
繁殖ができても自然界は元に戻りませんが、
それぞれができることをやる!ということが大切だと思っています。
また、今年も日本からフィールド案内を希望する方々がいます。
フィールドに興味を持ち、自分の足を使って見るフィールド体験は
日本で魚を飼育する上でとても大切なことです。
これは日淡や他の国々の魚たちでも同様だと思います。
そしてその体験は本では得られないものばかりです。
3月の案内ではフォーバーの生息地等も希望されているので、
そのままのメコンを、カンボジアを見て欲しいと思っております。
こうした活動もダトニオプロジェクトの一環として今年は今まで以上にやっていきたいですね。
まだまだ未熟ですが、皆様の応援やアドバイスを大切にして
一歩一歩進んでいきたいと思っております。
今年も応援よろしくお願いいたします。
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