本日は市場の魚シリーズ57(Botia eos)です!
前回からしばらくボティア特集です。
今回のBotia eosは意外と日本のショップでは見かけない種ですよね。
カンボジアでもまとまって採れることは稀で、
普通は他のボティアに混じって見られることが多いです。
サイズは大きくても10cmほどの種です。
他のボティアと比べると地味ですが、
よくよく見るととてもきれいな淡い色が集まった体色だということに気付きます。
特に産卵期近くになると顔の下部分が淡いピンク色に色づきます。
この発色は水槽内で観察したのですが、
気づくと見入ってしまっていました(笑)
また、体側の色もただのグレーではなく、僅かに青みがかった発色もたまりません!
カンボジアにおけるこの種の分布状況はまだ確認地点が少ないので
何ともいえませんが、やはり流れのある瀬や底質が砂礫であることが多いようです。
ボティア(Botia)は我が家の食堂の名前にも採用している魚なので
カンボジアの魚の中でも親しみのある魚です(笑)
今後はもう少しこの種の生息環境をはっきり調べたいですね。
知れば知るほどその先にある謎が見えてきます。
魚を知ることも一筋縄ではいかないのだと痛感しています。
10月から調査再開予定ですので気合入れないといけません!!
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