2012年4月14日土曜日

トンレサップ川での休暇2日目午後

昨日も昼から少し釣りをしました。

いつもなら漁へ行ったりするのですが、カンボジア正月なのでみんな休んでいます。

餌は浮き草にくっついているエビです。

仕掛けを用意し、頭を洗っている間に嫁が釣ってしまいました!!

しかもこの竿はこの前日本から買ってきた新しい竿なので初獲物を釣られてしまいました(笑)

その後もナイフ(Notopterus notopterus)やミスタス(Mystus atrifasciatus)を釣っていました。




他にはイエローテールラスボラ(Rasbora tornieri)は表層で無数に釣れます。

ミスタスはHemibagrus属とPseudomystus属を含めると、

カンボジアでは13種確認しました。その中でもこのM.atrifasciatus

それほどよく見かける種ではないので久しぶりの再会で嬉しかったです!!

M.albolineatusM.multiradiatus、M.mysticetusと同じ様な姿ですが、

脂ビレの形状などで容易に区別できます。




今回の釣果です。ノトプテルスはあと3尾釣ったのですが、

飛んで逃げてしまいました(笑)

写真左のコイ科はカンボジアの低地で一番多いともいわれるほど多い

トライ・リエル(現地名) Henicorhynchus siamensisです。

カンボジア紙幣の通貨単位リエルと同じ名です。

それほど庶民に馴染みの魚という事でしょうかね。

カンボジア魚しょう油(タイのナンプラー、ベトナムのニョクマム)の

タック・トライもこの魚でつくるところが多いです。



今回は魚情報が少ないので少し追加の写真です。

上の写真は干物ですがすべて淡水魚です。

タイヤトラックスパイニール、ナマズの仲間(Micronema apogon)、

ニベの仲間(Boesemania microlepis)、ミスタスの仲間などなどです。

日本では考えられないメンバーですね(笑)



昨日のアップしたパイプフィッシュは

Doryichthys boajaではなくDoryichthys dekhatoidesのようですね。

この日も採れたのでよくよく見ると、間違っていました。(すみません)

これまでD.dekhatoidesは山間部の麓辺りの河川でしか確認したことなく、

一方のD.boajaはトンレサップ湖やメコン河本流で見ていたので油断してしまいました。


でも、本種がトンレサップ川で見れたのは今回最大の成果でした。
(ちょっと寂しい成果ですね)


3日目の今日は朝から少し移動してこの近くで陶器作りを指導するプロジェクトで

住んでおられる方に会い、そのままプノンペンへ移動しました。

今夜はプノンペンで雑誌の編集をしている友達に久しぶりに会う予定でプノンペン情報をいろいろと
教えてもらいます。2日間だけですが村生活だったので近代的な食べ物が食べたいです。


明日は朝からシェムリアップまでバスで6時間かけての移動です。

早く家のベッドで寝たいです(笑)


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