もうひとつ!ダト調査のオマケのフグMonotrete suvattiiです!
(Tetraodon suvattiiはシノニムです。今回はKottelatの分類に従っています)
カンボジアにも淡水フグはたくさんいますが、
本種を確認したのは初めてです。
昨日、文献も確認しましたが、カンボジアは分布域ではなく、
タイ・ラオスとなっていましたので、
おそらくカンボジア初記録です。(ちょっと嬉しいですね)
この個体は市場で見つけたのですが、
道端のおばあちゃんが魚を数尾並べて売っていたのを
発見しました!
見た瞬間に興奮して飛びついてしまいました(笑)
なんと!500R(リエル:現地通貨名です)で買ったので、
約10円です!もっていたタンクに入れたところ、生きていたのですが、
大切な記録なので、標本にしました!
(ダトの卵巣も標本で保存しました。大切な資料ですから、最大限に活用しないといけないですね)
上の写真はゲストハウスで撮影した写真です。
今作成中の淡水魚図鑑に載せますね!
最近は確認種が増えてきたので長期の遠征をしてもなかなか新しい魚に出会う機会が
少ないので、これからはもっと大変だろうなー!
でも、4月はインドシナ最後の秘境といわれる山に入る予定で、新たな相棒と交渉中なので、
新種を幾つか見つけてきたいですね。
それから前回行った時に採った新種(オステオチルス属)が2尾しか採れていないので、
もう少し、個体数を確保するのが目的です。
こういう魚に突然出会うのがフィールドの楽しみです(笑)
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