2012年3月14日水曜日

速報!メコン調査3日目

しばらくフォーバーの調査と最近新種記載されたSchisturaというドジョウの仲間を

探すためにメコンの小さな漁村とラオス国境近くの村へ泊りに行って来ました!

そのためネットが使えずやっと麓の町へ帰ってきました。


食べるものが少ないので結構辛いです(笑)


今回は実は速報ではないですが、

その前の3日目の写真をざっと紹介です!

移動中に通りがかって少し採集しただけでの川です。

意外と魚の種類が少なく、僕が住むシェムリアップの魚たちと同じような顔ぶれでした。

景色は良いんですけどねー(笑)



投網シーンを撮られていました(笑)
小型サイズの魚を狙った細かい網目の投網です!


続いては、12月に来た時にアルジーターやガラの仲間やラスボラが

たくさん採れた場所なので気に入っていたのですが、

乾季の最後に差し掛かったこの時期は干上がってしまうようです。

僅かな溜まりがありましたが、エソムスがいただけでした。

もっとも期待していた魚はGlyptothorax laosensisです。

バガリウスの小型タイプのような魚で全身ブラックカラーで

体側の中央に細い黄色い縦縞が入ります。

カンボジアではまだ数ポイントでしか見たことなかったので

期待していたのですが・・・



下の魚はその後に入った川で採ったGlyptothorax fuscusです。

Glyptothorax laosensisではありませんでしたがちょっと嬉しかったです。
(シェムリアップではなかなか見れないので(笑))





そうこうしている間にやっと今回の拠点となる町へ着きました!!

早速市場を除くと、大好きな魚たちが出迎えてくれました!

中央のナマズはホワイトテールミスタスとでも呼ばれているのでしょうか?

Hemibagrus wyckiiです!

かなりカッコイイです!以前このサイズを3尾持って帰ったことがあるのですが、

長距離移動とトリートメントが上手くいかず、

数日で落としてしまいました。

今度また機会があればチャレンジしたいです。

この魚はこの辺りからラオス・タイなどの北部に多くいるナマズです。






これは、みなさん何だかわかりますか?かなりビミョーなナマズとうか

パンガシウスですよね。

これはHelicophagus waandersiiです。

パンガシウス属なのですが、口が尖っておちょぼ口ですね。




こちらは良くご存知の巨大エイHimantura chaophrayaの切り身!です。

いつか小さい個体が採れたら欲しいですよね。




こちらはあまり日本のショップには入らない(と思いますが)パンガの

Pangasius pleurotaeniaです。

これは夜釣りで釣ったものです。

お腹を見てもらうと分かるのですが、中央部分にキールがあります。

他のパンガにはないのですぐにわかります。

こいつはよく出会うのですが出会う奴ほど写真がなかったり、

昔撮ったやつなのでダサかったりするんです(笑)

今回はちゃんと全身を撮影し直しました。




下の写真は町近くにあるキレイな小川です。

ここはベタ・プリマがおり、少し上流にはベタ・スマラグディナがいます。



水草があるのですが名前がわかりません。

わかる方いましたらご教授ください!




最後の写真は少年が採ってくれたスネークヘッド

Channa gachuaです!!

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