今回も市場の魚シリーズですが、
先日の調査で見かけた魚を紹介します。
何でもないようなコイ科の魚ですが、
通りすがりに視界に入った瞬間!
ムムッと思いました!!
顔はパーカーホのように丸くデカイのですが、
魚体は鱗といい、鰭の形状といいまったく違います。
僕の知っている限りではオステオチルス属の要素をもった魚体です。
長年、カンボジアの魚を見てきましたが、
これは初めてだとすぐに気付きました。
可能性としてはインドを中心としたミャンマー、パキスタンなどに分布する
Catla catlaである確率が高いですが、
これまでに記録がありません。
ローフーで知られるLabeo rohitaと同じくコイ科のCirrhinus cirrhosusも
同じ地域からの移入では知られています。
もしかすると一緒に入ったのでしょうか?
調べてみると、隣国のタイ・ラオス・ベトナムでは移入種として扱われているので、
ありえますよね!
ちょっと頑固なおばさんだったのであまり触れませんでしたが、
隙をついて背鰭、尻鰭の条数はカウントしておきました。
あと側線鱗数もカウントできます。
まだまったく手をつけていないので何とも言えませんが、
面白い魚だと良いなーと思っています。
意外と見落としている何でもない魚だったりするんですけどね(笑)
これはまた時間のある時にゆっくり解析してみます。
もし、ご存知の方がいらしたら、是非ご一報ください!!
よろしくお願いいたします。
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