市場シリーズ6弾です!
今回もメコンの魚です。
下の写真はコイ科の魚Labeo pierreiです。
以前はLabeo erythropterusの名でよばれていた種です。
カンボジア北部へまだ足をあまり運んでいない頃は
コイツの幼魚や未成魚をトンレサップ周辺でよく見かけていましたが、
北部に行くようになって完全な成魚に出会うようになりました。
大きなものは80-90cmはあります。
小さいサイズの個体とデカいサイズの個体は
知らないと別種だと思ってしまう人もいるでしょうね(笑)
それくらい大きな個体は貫禄がありカッコイイですね!
こいつはラベオの仲間なので低層を遊泳するタイプですが、
もし、メコンの水が透明なら一度遊泳シーンを見てみたいものです(笑)
水族館やったら絶対に入れたい種ですね!
(餌が難しそうですが・・・)
現地値段はこの魚だと1kgで100-200円くらいです。
下の写真はカンボジア北部のメコン水系をギュッと上手くまとめた
ザルです(笑)
・・・本当に上手くまとまっています(笑)
どれもこの辺りではよく採れる代表的な種ばかりですので、
この地方の代表メンバーといったところでしょうか(笑)
コイ科のバルブ(Hypsibarbus、Scaphognathops)や、
ブラックシャーク(Labeo chrysophekadion)とは別種のLabeo barbatulus、
(背鰭の形状で簡単に区別できます)
アルジータ(Gyrinocheilus pennocki)、
ナマズ(ミスタスHemibagrus wyckioides、ブラックランサーBagrichthys macropterus)、
そしてフォーバーダトニオ(Datnioides undecimradiatus)、
などなどです!
やはり、市場に卸す魚たちなので大きな種類ばかりで、
小型種はいませんが、
トンレサップ湖岸の町や僕の住むシェムリアップでは見られない種がズラリと
並んでいます!!(行くたびに興奮するのも無理ないですよね)
たとえカンボジアに住んでいてもそれぞれ地域により魚種は片寄るので、
普段の生活とは違う地域に行くととても楽しいですし新鮮です。
皆さんも海外に旅行された時にはぜひ市場を見学してください!!
楽しいですよ!
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