こんにちは、今回は時々調査に行く湿地を紹介します。
ここは世界遺産アンコールワットからほど近い村にある湿地です。
ここには誰もが知るベタ・スプレンデンスが生息する水域です。
この魚は今や世界中を駆けまわる魚ですが、やはり天然物はブリードものとは
一味違う美しさをもつと僕は思っています。
(天然個体好きなだけかもしれませんが(笑)・・・)
フールドの案内役は知り合いの子どもたちです!!
(以下は先生と呼ばせてもらいます)
数年前に初めて案内された時はいつもの愛用のタモ網持参で行ったのですが、
先生はしきりにそんなものはいらないよ・・・というのです。
では、どうやってとるのかと聞くと「手」というのです。
手で採れるのか不安でしたがフィールドでの先生たちの動きを見てすぐに納得しました!
目の前に広がる湿地には目もくれず、
先生は草むらの中を歩きながら魚を探します。
・・・というよりオスが作った泡を探すのです。
そして、見つけた時の先生たちの興奮度は一気に高まります。
そして泡巣のまわりに先生方が円を組み、
すべての手を使って泡巣を取り囲みます。
この時の水深は5cmといったところでしょうか!
ほとんど草むらです(笑)
そして魚の姿が見える頃には先生方のテンションは最高潮に達します(笑)
もう見ていて、先生方のあまりの真剣さに僕は輪に入れませんでした(笑)
こんな感じでベタ採集をします。
また今度巣の写真を撮りたいので取材に行く予定です。
その時にはまたアップします。
魚の種類によっていろいろな採り方があるのは日本の淡水魚でも
数えきれないくらい経験してきましたが、
ここカンボジアでも日々勉強させてもらっています!!
上の写真は先生が一押しの個体でした(笑)
これらの写真も使った図鑑を作成中ですので
またできた際にはぜひ見てください!!
(まだまだ先ですが、お願いします)
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