この水槽はカンボジア・シェムリアップにあるホテル
PASSAGGIOの水槽です。
年末からスタートしたばかりなので、まだまだこれからの水槽です。
上と下の写真は立ち上げの頃の写真なのでまだ
水槽台の化粧板がありません。
もちろん、水槽ろ過槽、水槽台すべてオーダーメイドです!
サイズは厚さ10mmの200x50x60ガラス水槽です。
これまでにこの街で2m水槽は4個作りましたが、
いまのところ割れた水槽はありません(笑)
でも、いつ割れるかちょっと心配ですね!
PASSAGGIOホテルは街の中心にあるこじんまりとしたホテルです。
客層は主に欧米人なのでアクアリストもたくさんいると思います。
ですから、気合い入れて管理しないと
日本人の腕が問われますからね(笑)
がんばります!
この水槽には他のホテルやレストランと色を変えたかったので、
メインになる魚としてメコン河で採った
オスフロのエクソドン(約40cm)を入れています。
その他に15種類の魚が入っています!
オスフロを初めて見た人は皆キモイやつですねーと言いますが、
何度も見ているとだんだんとその可愛らしさが出てくるようで、
うちの嫁なんかもホテルに引っ越すと言うと、
とても寂しがっていました(笑)
本当にこいつは可愛い奴でよく人にもなつきます。
特にこの個体は思い入れがある個体なんです。
1年ほど前にメコン河に調査に行った際に出会ったのですが、
朝4時に起きて川辺に行った時に一艘の小舟が来ました。
その時に大きなザルの一番上に乗っていたのがコイツです。
たぶん2時間くらいはこの状態でいたのでしょう。
もう瀕死の状態だったのですが、
漁師のおばちゃんと値段交渉する前に
持っていたコンテナに入れてみたところ、
何とか呼吸をできていたので一か八かで買ったのです。
それから数日間は車の中のイケス(100L)に入れて活かしておき、
700km先の家まで連れて帰りました。
あの時に出会わなければ数時間後にはカンボジア人の腹の中に
入っていたのは間違いありません(笑)
そんな苦労した思い出がある奴なので
人一倍愛着もあります。
でも、そんな奴だからこそ、自信持ってホテルの水槽にも出す事が出来ました。
もし、アンコールワットのあるシェムリアップに来られる時には
ぜひ、会ってあげてください(笑)
この個体はまた違うヤツですが僕の好きな魚の一つです! |
これはエクソドンの塩焼きです。 カンボジア人の間でも美味しい魚として食べられています。 一昨年前に友人たちとメコン川へヒマンチュラを釣りにメコンの中洲で キャンプした時に食べたもので、とても美味しい魚でした。 |
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