今回のミッションを終えてから、
せっかくカルダモンまで来たという事で
タイ国境の町コッコンへ足をのばしてきました。
その途中でもちろん!魚採りもしましたよ~!
昔はここまで来るのに大きな川を船で渡ってガタガタの道をひたすら
進まないとコッコンへ行けず、
雨季には急な坂がドロドロになり、車の大渋滞が起きて、
ブルドーザーが一台一台引っ張ったりしていたんですよ。
雨季には急な坂がドロドロになり、車の大渋滞が起きて、
ブルドーザーが一台一台引っ張ったりしていたんですよ。
自分自身の体力がない時はシアヌークビルから船で行ったりもしましたが、
道路が整備されて以降、簡単に行くことができるようになりました。
時代は変わるものですね。
そんな中、まず入ったのはこの小河川。
すごく魚がいそうなのですが、
いたのは山間部の渓流にすむ小型のライギョの仲間Channa gachuaだけ・・・
もう10年以上通っている道沿いなので
乾季に水があればほぼ確実に調査しているはずなのですが、
初めての場所だったので、もしかすると、
乾季は水がほとんどない河川なのかもしれませんね。
いつも乾季に水がなければスルーするので・・・
そう考えると、魚がいない理由もわかります。
でも、9月10月頃になれば
魚も登って来るのである程度いるのかも・・・
なんてことを今回は想像しながら水域を見ていました。
そして、2か所目はさらに魚がいない水域で
全く姿さえ見れませんでした!
こんなにきれいで水があるのにー!
こんなにきれいで水があるのにー!
これが熱帯モンスーン地域の落とし穴なんですよね。
気候や地形、季節などを総合して水域を見ないと
的確な判断ができなくなります。
今回は良い経験となりました。
こちらは前回のアロワナ調査の後で
入った河川で14年前から個人的には好きなポイントです。
5月は水位も低く、淡水域と汽水域がハッキリわかれるポイントでしたが、
水量が多く、5月に見られた魚も見られず、
魚類相も変化しているようでした。
そうした意味では面白い水域ですよね。
そして、コッコンの町に泊まった翌日には
市場を散策して魚のチェックもしてきました。
シェムリアップにいると見れない魚たちが
ここではたくさん見ることができます。
下の魚はサバヒーの名で有名なChanos chanosです。
こちらは今回の調査で紹介したトライ・クマウこと、
Tor tambroidesです!
これくらい大きいと貫禄があってカッコイイですよね。
そして、いつも出会える一般魚ですが、
僕の好きな魚ベスト10に入るラテス(Lates calcarifer)です!
親戚にあたるアカメが日本の四国や九州の一部に生息していますよね。
この個体はたぶん天然個体ですね!
700mmSLくらいあったので、
TL(全長)だと800mmくらいありそうですよね。
マジでカッコイイです。
タイでは釣ったことがありますが、
カンボジアでいつかゆっくりこの魚だけを探しながら釣りをしてみたいものです(笑)
そして、お次はクドいくらい最近登場する魚ですが(笑)、
ダトニオに近縁とされるマツダイの成魚です!
この魚を見ると、ダトニオを思い出してしまします(笑)
横縞があるともっとダトニオっぽいのですが・・・(笑)
美味しそうですね。
横縞があるともっとダトニオっぽいのですが・・・(笑)
美味しそうですね。
他にもいろいろと魚がいましたが、
全部載せるとながーくなるのでこのくらいに・・・
次は少しネタを変えて・・・
帰り道、見つけた「ゾウに注意!」の道路標識です!
いくつか峠を挟んで見つけましたが、
一つ気になることが・・・
同じエリアでも片側車線にあっても、
反対車線にはどこも看板がないんです!
経費削減なのか?
そっち側からゾウは来ないのか??(そんなことはないですよねー)
今度行くときはもう一度チェックしてみようと思っています(笑)
さらに、今回最後の採集ポイントがここです!
ここは以前から知っているポイントで
ちょっと変わった魚たちがいるので季節も違う事からやってみました!
いろいろな魚たちが採れました!!
こうして、今回の調査は何とか無事に終えることができました!
全ては安全第一からですからね。
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