もう深夜ですが、大分後れをとっているので
アロワナ調査アップします。
プノンペンを出て、約5時間くらいでしょうか。
海岸線の町に到着し、
長いこと付き合いのある漁師さん宅へ行くことに。
みんなでアロワナについての聞き取り調査をし、
翌日の朝から生息地まで船で移動することに決まりました。
でも、今年は水量が少ないようで、
数年前に僕が行った時よりも長い時間かかるかも・・・
とのことで、あの時は確か7-8時間かかったので、聞いてみると、
12時間くらいとのことでした!!
12時間は長いですよねー!
という事でみんな腹くくって行くことに。
上の魚はその時に近所の子がとってきたクロコショウダイの幼魚です。
このエリアは汽水域なので、海の魚の幼魚も入って来るんですよねー。
この魚は初対面でしたのでまた1種リストに魚が増えました!!
翌日は朝集合し、
2隻の船で行くことに。
半端ないくらいの荷物を積み込みました(笑)
総勢12名なのでそりゃー多いですよね。
途中は南国らしい木々が川沿いを覆い、
空もキレイに晴れていたのでムチャクチャ暑かったですが、
気持ちよかったですね。
出発して2,3時間くらいのところから山が接近してくるので景色も一変します。
そのころ、声がかかり、陸に降りて調査&昼ご飯タイムとなりました。
この時が今回のアロワナ調査の第一回目の魚採りでした。
下の魚はミスタスの仲間Mystus albolineatusです。
Mystus singaringanかと思いましたがこちらのようです。
鹿野さんはさすがです!
この日から昨日まで一度たりとこの作業を欠かしたことはありませんでした。
くそ暑くても、雨に打たれても、眠くてもコツコツと頑張っておられました!
見習わないといけないですね。
その他にはシラウオの仲間?
スンダサランクスも採れました。
小型のコイ科魚類Mystacoleucus obtusirostris。
アクアリストの方はよくご存じのシルバーバルブ
Barbonymus altusの方ではなく、Barbonymus schwanefeldiiです。
こちらは今回みんなで議論になっているコイ科の
Cyclocheilichthys属です。
マレーの調査で見ている鹿野さん、
カンボジアで散々見ている僕と打木さん、
みんなそれぞれ違う意見なので何日もこの話題で盛り上がりました(笑)
途中、
採石している場所が何か所かありましたが、
ものすごい量の砂を取っていました。
毎日あちこちでこんなに砂採ったら、
川の環境も変わるのでは?
と思うくらいの事をやっていましたね。
魚屋としては考え物ですね。
朝、山々の間に立ち込める雲です。
あの雲の先にアロワナがいます!!
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