今回お世話になった丹羽さんのご厚意で
以前から一度訪問してみたかったタクビル種苗生産研究センターへ案内してもらいました。
このセンターはシェムリアップの町の西にある西バライという
アンコール時代の貯水池の近くにあります。
行ってみて驚いたのは養魚池が思った以上にたくさん設置されていたことです。
まだまだ飼育水の確保などの設備は不十分とのことでしたが、
カンボジアの施設という事でみればとても立派な施設でした。
このセンターでは研修でもお世話になった丹羽さんと
このセンターで当プロジェクト関連の管理をされている原さんにお会いして
いろいろとお話を聞きながら施設を案内してもらいました。
下の写真は産卵槽のひとつですが、
各国の養殖プロジェクトをご経験されてきた原さんが
試行錯誤して作られたものだそうです。
下の小さな円形水槽は孵化仔魚を管理するもので、
こちらも水流や深さ、壁面の角度、排水設備など
経験あってのものだと感じました。
FRP水槽やパンライト水槽は日本から持ってこられたそうです。
うちの研究所もこんな設備があればなー(笑)
なんてないものねだりですね(笑)
コンクリートのたたき水槽もたくさんあり、
恨ましい限りでした(笑)
この施設での滞在時間は少なかったですが、
原さんから養殖関連の基礎的な情報をたくさん教えていただきました。
午前中の養殖普及プロジェクトと同様に
勉強になりました!!
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