この水系のアロワナ生息地までは船で行くのですが、
今年は雨が少ないので、4年前に僕が行ったときよりも河川の水量が低く、
案内を頼んだ漁師さんも行けるかどうかわからないとのことでした。
そして行けるところまでトライしようという事で
スタートしたのですが、
5時間ほど進むと、やはり大きな瀬や滝があり、
そのたびに船を降りてみんなで押して乗り越えました(笑)
そして、そうした瀬の周辺では採集もしました。
このエリアはメコン水系ではない単独水系なのでマレー要素の魚たちが混ざります。
上の魚はとてもキレイな発色をしたOsteochilus soplaoensisと
下の魚はまだ未同定の興味ある魚です。
水産局チームは引き網を使って小さい魚を集めてくれました。
投網やタモでは入らない魚が効率よく採れるのでいいですよね。
今度僕も作る予定です!!
でも、2人で使わないといけない網なので一人ではできないので辛いですね(笑)
やっぱり魚好きのチームだけあって
みんな魚採りをやめません(笑)
鹿野さんは相変わらずコツコツデータ取りに専念していました。
ホント凄いです。
そして、僕のお気に入りはこの袋に入った20mmほどのハゼ!!
直感で初対面だとわかったので
パッキングして持ち帰りました。
こんな感じでチョコチョコと採集をしながら進んでいったのですが、
7-8時間経過した時点で目の前に現れた瀬が大きく、
高低差が大きかったので雨が降って水量が増す時期でないとこれ以上上には行けない
という事でこの水系のアロワナ調査は次回に持ち越しとなってしまいました。
そして、引き返すにも出発した街まで変えるには暗くなってしまうので
途中の村まで引き換えしそこに泊まることに。
すると、一気にスコールが降り始め
みんなびしょ濡れになったまま約2時間川を下りました。
オマケに僕らが乗っていた船のエンジンが故障したので
もう一隻に引っ張ってもらい村までたどり着きました。
着いた時にはもう日が暮れていたので寒くて凍えそうでした(笑)
そして、非常食として持ってきていたカップラーメンをみんなで食べました(笑)
僕は2個食べましたが、鹿野さんは麺好きなので3個食べていました(笑)
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