先日、調査したコンポントム州のトンレサップ湖岸にある
氾濫原エリアの湿地でとうとう長年探していたナマズと出会うことができました。
とはいっても、
初めてではなく、これまではこの地域の市場では出会っていたのですが、
水域で実際に捕まえたのは初めてでした。
この出会いは偶然でした。
たまたま調査の帰り道に漁をしている人がいたら
止まってね!と水産局の方にお願いしていたのですが、
まさかの一発目で思わぬ魚に出会うとは思いませんでした(笑)
その場所には小規模なエリのような定置網が仕掛けてあり、
漁師さんが網をあげてもいいよ!というので上げた時のものです。
基本的にはこのエリアでよく見かける魚ばかりでした。
その中にいたのがコレデス!
ちょろっとだけ伸びている背びれ!
透明なボディー!
これが探していたナマズOmpok eugeneiatusです。
下の写真の2個体のナマズは違う種です。
貴重な方の魚は下の魚です!
他にもいつもの様に
そっくりですが違う魚たちがたくさんいました。
このOmpok eugeneiatusですが、
なぜかトンレサップ湖周辺ではこの地域でしか
出ない魚なんですよね。
シェムリアップでは見ない魚なんです。
地形や環境が違うのか?
謎の分布をしている魚です!
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