2014年4月20日日曜日

ダトニオプロジェクト85(CANDY ANGKORのダトニオあめ2)

 
昨日もアップしましたが、
 
シェムリアップの新しいお土産屋さん「CANDY ANGKOR」でアメ職人をされている
 
やよいさんがダトニオのアメちゃんを試作中です。(詳細はダトニオプロジェクト84より)
 
 
あの写真をアップしたあと、
 
この日もダトニオアメをつくる練習をする!ということで、見学させてもらいました。
 
 
 
 
僕が見た感じでは以下の様な印象を持ちました!
 
まず、飴をつくり、それぞれに合った色や味を使う量を計算してつくります。
 
 
それぞれの色がついたアメをヘラでとりわけながら
 
ちょうど良い硬さや色合いに練っていきます。
 
こちらはボディーとなる黄色い部分ですね。
 
 
こちらは一番外側にくる青い部分。
 
すごく熱くて柔らかいです。
 
白は専用のステン棒にひっかけて念入りに練っていきます。
 
職人技ですよね。スゴイデス。
 
今回は試作なので量は少ないですが、
 
定番の模様は5kgくらいの塊で作るとか・・・
 
 
作業テーブルの片隅にダトニオの見本がありました!
 
ウレシイデスね。
 
ボディーの黄色と、
 
バンドとなる茶色?を重ねていきます。
 
 
同時にもう一人が顔を担当し、並行して作業を進めていきます。
 
こちらは真ん中に黒い目、
 
そのまわりに白い縁取り、
 
そしてそのまわりはボディーと同じ黄色
 
ボディーも組みあがってきました!
 
同じく、しっぽも作り、
 
 
背びれは三角のトゲトゲを3つ!
 
へこんだ部分はまわりの青と同じ色で埋めていきます。
 
 
あたま、からだ、背びれ、しっぽを組み上げ、
 
隙間を青で埋めていきながら、
 
 
最後は青で巻きます。
 
 
すでに、断面にはダトニオの姿がありました!!
 
これを見た時、感動しちゃいました!!
 
ここからは他の飴たちと同じように
 
職人さんがアメを伸ばしていき、
 
適当な長さにカットしていきます。
 
 
出来立てはまだ柔らかいので、
 
長いアメ棒をゴロゴロと転がしながら整えていきます(たぶん)
 
そしてアメちゃんのカットです!
 
今日は1本ずつのカットでしたが
 
職人のブンテン!
 
彼はギャラリーが多いと燃える性格らしく、
 
一度に2-3本一緒にカットするスゴ技も披露することもあるので、
 
職人さんたちの技もお越しいただいた際にはぜひ!ご覧ください!!
 

 
これを見ていて思ったのは、
 
まさに「ダニニオの産卵」デス!
 
次から次へとダトニオが生まれてくる様子はなんだか身近に感じるシーンでした。
 
この日、生まれたダトニオの子供たち。
 
こんな風にいつか僕もダトを増やしたいですね。
 
 
魚のダトニオと同様に、
 
やっぱりアメのダトニオもひとつひとつ模様やガラが違うので、
 
それぞれ違った魚が見れるのでとても感動しました!!
 
この後、もう一度やよいさんたちがダトニオアメをつくってくれました。
 
忙しい中、大変な作業をさせてしまったのでは?と申し訳ない気持ちでしたが、
 
さすが、職人さん魂は違いますね!
 
ストイックに追い求めて追及していく姿はカッコよかったです!!
 
 
左がやよいさん、右が頼れるカンボジアアメ職人のシナー
 
 
今まではダトニオのヒレを白で作っていたのですが、
 
色が消えてしまうことが多いようなので
 
やよいさんの要望で黒にしようということに・・・
 
実はカンボジア産のダトニオは鰭が黒いものが多いんですよね・・・
 
まさに!ぴったりです!!
 
やよいさんがアメ職人として考えた結果と実際のダトニオの形態の条件が重なるなんて・・・
 
 なにもしていない僕ですが、
 
スゴク嬉しかったですねー
 
そして、今日の最後に仕上がったダトニオアメです。
 
前回までの作品に比べると、
 
鰭が黒くなったことでより魚の輪郭がはっきりしてきたと思いました!
 
まだまだ試行錯誤は続くと思いますが、
 
魚バカとしては応援していきたいですね。

2 件のコメント:

  1. 「Candy Angkor」ぜひ次回の渡航で行ってみたいですね。
    実は、ごち会の支援者にも組み飴職人がいらっしゃるんですよ。こちらの記事をご覧ください!
    http://www.raipon.jp/gochi/?p=2453
    http://www.raipon.jp/gochi/?p=1452

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    1. 村上さん
      コメントありがとうございます。
      ごち会にアメ職人さんがいらっしゃるんですね!!
      ぜひ、次回の訪問時にお店へ行ってみてください。

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