先日、リッチに飛行機に乗ったのでその時に
見たトンレサップをちょっとご紹介いたします。
ちょうど座った席が翼の近くだったので(なぜかいつもそうなんですよね)
あまりよく見えませんでした(残念)
それでも、後ろの席の人に驚かれながらも
カメラを突き出して撮影しちゃいました(笑)
(ホントスミマセンデシタ)
トンレサップ川の形が何とかわかるくらいの状況で、
川から溢れたり、支流の水の流下が追い付かず、
流域周辺は完全に水浸しです。
これだけ水域が広がれば、
魚たちも増えますよね。
日本の様に河川の治水対策がなされていないので
雨季にはこの様な状況になりますが、
治水対策が進んで護岸整備などが進むようだと、
将来はきっと魚がさらに激減するのでしょうね。
国の発展と開発は一体となりますので
どうすることもできませんが、
今のうちに魚たちの情報収集はやっておかないといけないので、
こうして水域を上から眺めていると、
やる気がわいてきます(笑)
しばらく、雲の上を飛んだので見えませんでしたが、
こちらはコンポンチュナンを抜けてコンポントム州の辺りのトンレサップ湖岸です。
浸水林と湖面との境がハッキリわかりますね。
乾季の最小湖面積が2,500k㎡で
雨季の最大湖面積が16,000k㎡なので、
今は確実に10,000k㎡は越えていると思います。
とにかくデカいです。(琵琶湖は約670k㎡です)
全国の淡水魚全般の分布調査以外に個別種の研究として扱っている
タイガーフィッシュ(Datnioides pulcher)もこの下にいるのでしょうか??????
環境悪化が進んでいるとはいえ、
これだけ広大な浸水林があるトンレサップですので、
必ず今もどこかにいるはずなんですよね~!
知りたいですね!
これだけ深い森なので
なかなか近づけませんが、そこがより一層魅力的なんですよね。
こちらはシェムリアップ西部の湖岸地域です。
おそらく野鳥(主に水鳥)のサンクチュアリにもなっているプレクトアルあたりですかね。
そして、こちらはもうシェムリアップです。
はるか遠くに(中央あたり)プノンクラオム(トンレサップ湖岸にある山)が
ポツンと水に浮かんでいるようです。
乾季は完全に草むらなんですが、
これだけ水に浸かるんですよね。
先日、ゲンゴロウを探しに湿地を巡りましたが、
なかなか採れなかったのも頷けますね。
乾季は残った水域にしかいませんが、
これだけ広く水辺があると、
みんなバラバラでそう簡単には見つかりませんね(汗)
自然には敵いません。
そして、やっと陸地が見えたと思うと、
空港へ無事に降り立ちました。
普段見ない角度から水域を眺めると、
いろいろな事を考えるきっかけになるので
とても良いフライトになりました!!
0 件のコメント:
コメントを投稿